高橋広満 /著   -- 双文社出版 -- 2012.2 -- 22cm -- 304p

資料詳細

タイトル 近代文学の古層とその変容
著者名等 高橋広満 /著  
出版 双文社出版 2012.2
大きさ等 22cm 304p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-近代
要旨 語り芸能や古典、制度や民俗などの古層との対話/葛藤によって生まれた作品たち。それらが踏まえ、変え、新たに建てようとしたものをみつめる。“語り手”や“話型”を問うことと、“差別”や“境界”を問うことを重ねて考える試み。
目次 1 (語り手の近代―森鴎外「山椒大夫」論;森鴎外と大嘗祭―「盛儀私記」「最後の一句」など;定型という戒め―島崎藤村「破戒」論);2 (“模倣”のゆくえ―三島由紀夫「橋づくし」の場合;しんとく丸の二十世紀―三島由紀夫「弱法師」、寺山修司「身毒丸」など;増殖折口学、キャラクターとしての折口信夫―大塚英志・森美夏「木島日記」その他);3 (梛子の実と柳田国男「海上の道」―文学と民俗学の交叉;古代幻視の構造 折口信夫のことば―天皇霊・みこともち・語部;栢のこと―「死者の書」の木);4 (柳田国男「遠野物語」・夏目漱石「夢十夜」・田山花袋「生」など―「事実」と「境界」;川端康成と北條民雄―書簡を中心に;「異」なる声―小沼丹を視座とした井伏鱒二作品の一断面;太宰治と井伏鱒二―「葛原勾当日記」をめぐる;井伏鱒二「駅前旅館」―「宿」のこと;安岡章太郎「球の行方」論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88164-605-2   4-88164-605-2
書誌番号 1112016196

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6301 一般書 利用可 - 2049266602 iLisvirtual