国鉄民営化による団結破壊との闘い --
佐藤昭夫 /著   -- 悠々社 -- 2012.3 -- 22cm -- 393p

資料詳細

タイトル 国家的不当労働行為論 2
各巻タイトル 国鉄民営化による団結破壊との闘い
著者名等 佐藤昭夫 /著  
出版 悠々社 2012.3
大きさ等 22cm 393p
分類 366.14
件名 国鉄 , 不当労働行為
注記 年表あり
著者紹介 1928年札幌市生まれ。51年早稲田大学第一法学部卒。53年早稲田大学助手、のち講師、助教授。67年早稲田大学教授。99年早稲田大学退職、名誉教授、弁護士登録。主著「ピケット権の研究」など。
内容紹介 1987年に始まり、2011年に最高裁での和解で決着した、国鉄分割民営化反対闘争の実相と裁判の全貌を、元弁護団長の著者が克明に記す。資料なども収め、できるだけこの時期の闘争の全体像を明らかにした。
要旨 中曽根内閣のとき、政府や国会、国鉄当局が一体となり、「国鉄改革法」を作って行った分割民営化と団結破壊。これに抗した鉄建公団訴訟は、国鉄の不当労働行為を明らかにし、最高裁の2010年の和解で決着した。その弁護団長であった著者が、「4党合意」以後の闘いの実相、裁判を含むその全貌を克明に記す。民営化反対運動と裁判の全記録。
目次 「4党合意」(2000.5.30)とその後の国鉄闘争―本書の構成;第1部 「改革法」承認以後の国労本部の転落と権力の策謀(補強5項目から「改革法」承認、本部の「4党合意」受入れとその批判;難航した4党合意大会承認;JRの救済命令不履行その他の責任、国鉄、政府の責任と国労本部の闘争放棄);第2部 「闘う闘争団」の結成、国鉄闘争の継続―国労本部・権力の妨害に耐えて(「闘う闘争団」の闘争継続;5・27臨大闘争弾圧事件―権力と国労本部の結託した4党合意反対派への抑圧;「許さない会」の裁判支援と被告団の分裂・7被告による弁護士解任―国労5・27臨大闘争弾圧事件における経験;「闘う闘争団」以外の幾つかの国鉄闘争・運動―中曽根発言弾劾闘争と和田臨時雇用員闘争その他;大衆運動の分裂がなぜ起こるか―視野の局限と自己の構図の絶対化);第3部 ILO87号条約、98号条約と国労、日本政府、闘う闘争団(国労の申立てとILO結社の自由委員会―政府の虚偽報告と国労本部の責任;闘争団のILO条約勧告適用専門家委員会への意見具申;政府の虚偽報告に対する国賠訴訟);国鉄闘争を振り返って
ISBN(13)、ISBN 978-4-86242-020-6   4-86242-020-6
書誌番号 1112018094
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112018094

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