熱帯社会の潜在力 -- 講座生存基盤論 --
速水洋子 /編, 西真如 /編, 木村周平 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2012.3 -- 22cm -- 385p

資料詳細

タイトル 人間圏の再構築
副書名 熱帯社会の潜在力
シリーズ名 講座生存基盤論
著者名等 速水洋子 /編, 西真如 /編, 木村周平 /編  
出版 京都大学学術出版会 2012.3
大きさ等 22cm 385p
分類 220
件名 アジア研究 , アフリカ研究
注記 索引あり
著者紹介 【速水】京都大学東南アジア研究所教授、京都大学グローバルCOEプログラム「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」イニシアティブ4リーダー。専攻:文化人類学、東南アジア研究。主要著作に「差異とつながりの民族誌-北タイ山地カレン社会の民族とジェンダー」など。
内容 内容: 人間圏の再構築に向けて   速水洋子, 西真如, 木村周平著
内容紹介 少産少死の高齢化時代にある先進産業社会。一方、熱帯社会では、外延的な人々の関係性がなすケアの論理が生存基盤を確保し、回復力を維持している。公共圏へ広がる多様な生のつながりから、熱帯社会の潜在力を探る。
要旨 グローカルな「つながり」へ向けて―命をはぐくみ、生存の未来を築くために、ケアの実践と共存の知を、熱帯社会から探る。
目次 人間圏の再構築に向けて;第1編 生のつながりとケアの論理―親密圏から公共圏へ向かう価値(親密な関係の形成と環境―ナミビア北中部のクン・サンにおける養育者‐子ども間相互行為の分析から;世帯を超えて生を支え合う親族ネットワーク―カンボジア農村の事例から;ケアニーズがつなぐ人と地域―タイ障害者の生活実践からみるケアをめぐる公共圏のひろがり ほか);第2編 ケアの政治学と人間圏のレジリアンス(ウイルスとともに生きる社会の条件―HIV感染症に介入する知識・制度・倫理;「敵」と結ぶ友人関係―東アフリカの紛争多発地域で生存を確保する;平等を求めて―現代インドにおける「改宗仏教徒」の事例から ほか);第3編 人間圏をとりまく技術・制度・倫理の再構築(クリーン・エネルギーをめぐる科学技術と社会―宇宙太陽発電を事例に;在来知と科学知とが遭遇する場―西アフリカの農村における里の動物としてのチンパンジー保全;不確実性に生きる人々のリスク・マネジメント―自然災害とともに生きる東アフリカ遊牧社会 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-204-2   4-87698-204-X
書誌番号 1112022353

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