「正史」を夢みた歴史家 -- 日本史リブレット --
松沢裕作 /著   -- 山川出版社 -- 2012.3 -- 21cm -- 85p

資料詳細

タイトル 重野安繹と久米邦武
副書名 「正史」を夢みた歴史家
シリーズ名 日本史リブレット
著者名等 松沢裕作 /著  
出版 山川出版社 2012.3
大きさ等 21cm 85p
分類 289.1
個人件名 重野安繹
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1976年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中途退学。専攻、日本近代史。現在、専修大学経済学部准教授。主要著書・論文「明治地方自治体制の起源」「史料を読み解く4幕末・維新の政治と社会」「明治太政官における歴史記述の模索」。
内容紹介 日本の近代歴史学の草創期を担った歴史家、重野安繹と久米邦武に求められたのは、明治政府の官吏として、国家の「正史」を執筆することだった。彼らの栄光と挫折の軌跡を追うことで、歴史研究の意味を改めて考える。
要旨 歴史研究は社会にとってどのような意味をもつのか。重野安繹と久米邦武は、日本の近代歴史学の草創期を担った歴史家である。しかし、彼らが歴史家となった経緯は、後の時代の歴史学者とはまったく異なっている。そして彼らに求められたのは、明治政府の官吏として、国家の「正史」を執筆することであった。彼らの栄光と挫折の軌跡を追うことは、社会にとっての歴史研究の意味という問いを改めて考えることでもある。
目次 歴史家の誕生;1 藩と江戸(幕末の経歴;昌平黌と重野 ほか);2 西洋との出会い(薩英戦争と情報収集活動;ふたたび学者として ほか);3 「抹殺論」の時代(明治政府の修史事業;川田剛の追放と「大日本編年史」 ほか);4 修史事業の終焉(久米事件;修史事業の修焉 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-54882-4   4-634-54882-8
書誌番号 1112024125
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112024125

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 289/シ 一般書 利用可 - 2048652894 iLisvirtual