大山喬平 /著   -- 岩波書店 -- 2012.3 -- 22cm -- 533,10p

資料詳細

タイトル 日本中世のムラと神々
著者名等 大山喬平 /著  
出版 岩波書店 2012.3
大きさ等 22cm 533,10p
分類 210.4
件名 日本-歴史-中世 , 村落-日本-歴史-中世
注記 索引あり
著者紹介 1933年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科国史専攻博士課程単位取得退学。京都大学文学部教授、同文学部博物館館長、大谷大学教授などを経て、現在京都大学名誉教授。日本中世史専攻。主な著書に「日本中世農村史の研究」などがある。
内容紹介 「平成の大合併」によって、「村」という地名が消えようとしている。制度上の仕組みとの関係に留意しながら、中世のムラを中心に、ムラの持続性とムラの生活を支えてきた「神々」について論じた画期的論集。
要旨 平成の大合併によって、「村」という地名が消えようとしている。日本社会にとっては、大きな歴史の転換点ではないだろうか。古代以来連綿と続いてきた日本のムラ(自然に成立した村落共同体)の歴史を古代の郷里制、中世の荘園制、近世の村落など制度上の仕組みとの関係(国‐郡‐郷‐里)に留意して、その持続性や生活の諸相、さらにはムラを支えてきた「神々」について論じた画期的論集。併せて、ムラの歴史を明らかにする基礎作業として、ムラの戸籍簿をつくることを提言する。
目次 序章 ムラの歴史を考える―『香寺町史村の記憶地域編』のこと(『香寺町史村の記憶 地域編』の面白さ;『香寺町史村の記憶 地域編』の内容);第1章 ムラの持続性について(風土記のムラ;古代伊豆のサトとムラ―今津報告にふれて ほか);第2章 ムラの神さな(敷きます神)の発見(賀茂―日本の神と歴史学;村の神さま―山野河海理解における戸田的と網野的 ほか);第3章 中世の在地社会を考える(荘園制;多様性としての列島一四世紀―網野学説をめぐって ほか);終章 ムラの新たな研究のために―ムラの戸籍簿を作ろう(柳田国男『先祖の話』―ムラを忘れた歴史学;収集分類型分析ということ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024291-2   4-00-024291-1
書誌番号 1112025503
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112025503

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