ちくま文庫 --
山村修 /著   -- 筑摩書房 -- 2012.4 -- 15cm -- 264p

資料詳細

タイトル 〈狐〉が選んだ入門書
シリーズ名 ちくま文庫
著者名等 山村修 /著  
出版 筑摩書房 2012.4
大きさ等 15cm 264p
分類 019
件名 書評
注記 文献あり
要旨 著者のいう「入門書」とは、原典を理解するための補助をめざして書かれた本のことではない。著者はそれを「手引書」と呼んで、区別する。ある分野やことがらを対象に、一般の読者向けに、平明な文章で書かれているというのは無論のことだが、「入門書」はその書物自体が一個の作品となっていなければならない。それは思いがけない発見にみち、読書の歓びを与えてくれるだろう。各分野の厳選された入門書を紹介する画期的な読書案内。
目次 第1章 言葉の居ずまい(国語辞典に「黄金」を掘りあてる―武藤康史『国語辞典の名語釈』;敬語は日本語の肝どころ―菊地康人『敬語』;奈良の都に交わされる声を探る―橋本進吉『古代国語の音韻に就いて』;人生への問いと文章の書き方―里見〓(とん)『文章の話』;切れば血とユーモアの噴き出る文章術―堺利彦『文章速達法』);第2章 古典文芸の道しるべ(社会人に語りかける古典入門―藤井貞和『古典の読み方』;古歌を読む分析的知性の強力さ―萩原朔太郎選評『恋愛名歌集』;現代詩をめぐる「楽しい遍歴」―三好達治『詩を読む人のために』;読むことのうれしさにみちた近代小説案内―窪田空穂『現代文の鑑賞と批評』);第3章 歴史への着地(歴史への抑えに抑えた怒り―エルンスト・H.ゴンブリッチ『若い読者のための世界史』;歴史的想像力の剣さばき―岡田英弘『世界史の誕生 モンゴルの発展と伝統』;ブルジョワの二面性を鮮明に照らす―遅塚忠躬『フランス革命―歴史における劇薬』;「記者魂」の躍如としたジャパノロジー―内藤湖南『日本文化史研究』;歴史の直接的な肌ざわり―中村稔『私の昭和史』);第4章 思想史の組み立て(世相の向こうに「近代」の醜怪をあば・
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-42937-7   4-480-42937-9
書誌番号 1112027682

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