山本正三 /編著, 田林明 /編著, 菊地俊夫 /編著   -- 二宮書店 -- 2012.4 -- 27cm -- 399p

資料詳細

タイトル 小農複合経営の地域的展開
著者名等 山本正三 /編著, 田林明 /編著, 菊地俊夫 /編著  
出版 二宮書店 2012.4
大きさ等 27cm 399p
分類 611.74
件名 農業経営 , 日本-農業
著者紹介 【山本】1928年静岡県生まれ。51年東京文理科大学卒。東京教育大学助教授を経て75年から筑波大学教授。現在、筑波大学名誉教授。専門は農業・農村地理学。おもな著訳書は「茶業地域の研究」など。
内容紹介 フィールドワークに基づき、日本の農業を小農複合経営という視点から分析した成果を収録した書。日本の小規模農業がいかにして成立し、変化し、持続してきたのかを明らかにする。
要旨 本書は、日本の農業地域を小農複合経営という視点から分析した地域調査の成果を収録したものである。われわれは農業地域や農村の実態を分析する手法としてフィールドワークを重視した。第一に、現地における土地利用や景観の観察を注意深く行い、次いで、それらを構築し支えている経済活動や社会・文化活動の仕組みを住民や行政の聞き取り調査などから情報を収集し、さらに既存の統計や文献などを用いて明らかにした。結果として、小農複合経営は日本の農業地域を支える伝統的な仕組みであることともに、日本各地の諸環境に適応した仕組みであることが理解できた。しかし現代社会では、小農複合経営の伝統や有意性が薄れつつあり、そのことが食料生産力を低下させ、環境・景観保全機能を阻害し、地域社会を衰退させてきた。本書で明らかにされた小農複合経営の仕組みは、農家経営にとどまらず、地域資源としての人、土地、資本などの有効活用に適応できることを示唆している。
目次 1 総論;2 遠隔地・高冷地;3 首都圏(伝統農業);4 首都圏(園芸・施設農業);5 地方都市近郊;6 首都近郊;座談会「小農複合経営の現代的意義」
ISBN(13)、ISBN 978-4-8176-0357-9   4-8176-0357-7
書誌番号 1112028203

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 611.7 一般書 利用可 - 2049268940 iLisvirtual