ヴィクトリア朝における電気の天才 --
ポール J.ナーイン /〔著〕, 高野善永 /訳   -- 海鳴社 -- 2012.4 -- 22cm -- 559p

資料詳細

タイトル オリヴァー・ヘヴィサイド
副書名 ヴィクトリア朝における電気の天才 その時代と業績と生涯
著者名等 ポール J.ナーイン /〔著〕, 高野善永 /訳  
出版 海鳴社 2012.4
大きさ等 22cm 559p
分類 289.3
個人件名 ヘヴィサイド,オリヴァー
注記 Oliver Heaviside./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ナーイン】1940年カリフォルニア生まれ。ニューハンプシャー大学教授。専門は数学、科学。科学哲学の歴史及び非因果的システムの数学、物理。主な著作「虚数の話」など。
内容紹介 独身・独学の貧しい奇人が、最高レベルの仕事を成し遂げた。マクスウェルの方程式を今日知られる形に定式化したヘヴィサイド。19世紀後半で最も物理学と電気工学に貢献しながら、忘れ去られた天才の生涯に迫る。
要旨 ヘヴィサイドは19世紀後半で最も物理学と電気工学に貢献した人物である。だがその割に評価されなかった。ほとんど独学で高級な電気工学と数学の知識を学んだあと、ヘヴィサイドは執拗な戦いをウィリアム・プリースに挑んだ。プリースは英国の郵便公社のボスで電気通信技術の発達を司っていた。プリースは強力な官僚で非常に傲慢であり、進歩の障害でもあった。憐れなヘヴィサイドの頼りは頭脳だけだった。それに対してプリースは絶大な権力を持っていた。彼らの戦いは非常に激しい人間と人間のぶつかり合いであり、一篇のメロドラマであった。
目次 第1章 ヘヴィサイドの生い立ち;第2章 青少年時代;第3章 初期の電信理論;第4章 電信に関するヘヴィサイドの初期の研究;第5章 えせ科学者;第6章 マクスウェルの電気学;第7章 ヘヴィサイドの電気力学;第8章 プリースとの闘い;第9章 四元数をめぐる大戦争;第10章 奇妙な数学;第11章 地球の年齢をめぐる論争;第12章 隠棲者の晩年;第13章 終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-87525-288-7   4-87525-288-9
書誌番号 1112028453

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