戦後を問う、現在を歩く --
真鍋弘樹 /著   -- 岩波書店 -- 2012.4 -- 19cm -- 165p

資料詳細

タイトル 3・11から考える「家族」
副書名 戦後を問う、現在を歩く
著者名等 真鍋弘樹 /著  
出版 岩波書店 2012.4
大きさ等 19cm 165p
分類 369.31
件名 東日本大震災(2011) , 福島第一原子力発電所事故(2011) , 家族
著者紹介 1990年朝日新聞社入社。岐阜支局、東京本社社会部、ニューヨーク支局等で報道に携わる。朝日新聞記者。2012年からニューヨーク支局長。著書に「花を-若年性アルツハイマー病と生きる夫婦の記録」等。
内容紹介 家族やコミュニティーの役割と意味について多くの問いを呼び起こした東日本大震災。震災により失われたもの、震災前から既に失われていたものとは何かをあぶりだし、日本の家族の今の姿を描くルポルタージュ。
要旨 東日本大震災は、家族やコミュニティーの役割と意味について多くの問いを呼び起こした。それは、震災によって失われたもの、震災前から既に失われていたものをあぶり出し、戦後日本にとって家族とは何だったのか、「東北」とは何だったのか、という自問自答を私たちにもたらした。本書は、これまで「ロストジェネレーション」や「孤族の国」など時代の転換を証言する新聞報道に携わってきたジャーナリストが、被災地と都市圏、そして現在と戦後を往復する取材から、日本の家族のありのままの姿と、これからの可能性を描く試みである。
目次 第1章 家族と分断(被災の分断 被害の不連続;想定外という言葉;リスク社会と家族;植民地としての東北と家族);第2章 被災地の力(東北人は忍耐強いか;災害ユートピア;死者との絆;震災と孤独死;不明高齢者と被災地);第3章 フクシマと家族(原発離散家族;スローライフと放射能;原発で手足ちぎられ;フィリピン人妻と東北;家電と原発;分断を超えて);第4章 3・11までの家族(集団就職列車;団地の幸せ競争;家族の戦後体制;岸辺のアルバム;団地という密室;孤育ての闇;カーボンコピーの私たち);第5章 多様化が家族を救う―3・11後の家族(家族を襲うグローバル化;家族機能のアウトソーシング;グローバル・ジャングルでの生存戦略;震災という契機;人生の最後をともに;場所づくり;家族を超えて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023047-6   4-00-023047-6
書誌番号 1112033488
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112033488

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中央 書庫 369.3/1058 一般書 利用可 - 2050340450 iLisvirtual