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【図書】 宮中からみる日本近代史

ちくま新書 --
茶谷誠一 ／著   -- 筑摩書房 -- ２０１２．５ -- １８ｃｍ -- ２３０ｐ

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タイトル 宮中からみる日本近代史
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 茶谷誠一 ／著  
出版 筑摩書房 ２０１２．５
大きさ等 １８ｃｍ ２３０ｐ
分類 210.6
件名 日本－歴史－近代 , 皇室－歴史
注記 文献あり　年表あり
著者紹介 １９７１年生まれ。明治大学文学部卒。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、成蹊大学文学部助教。著書に「昭和戦前期の宮中勢力と政治」「昭和天皇側近たちの戦争」。
内容紹介 天皇と側近の政治的意思とは。「宮中」という視点から、「内閣」「議会」「軍部」など、各国家機関の思惑、それから織りなされる政策決定時の錯綜に注目し、大日本帝国のシステムと軌跡を明快に提示する。
要旨 大日本帝国における主権者は天皇であり、その大権は、各国家機関を経て代行されるシステムとして運用されていた。しかし、それは天皇が単なるお飾りであったことを意味するわけではない。天皇自身も政治的意思を持ち、それを取り巻く機関「宮中」もまた、国家の運営に大きな力を持っていたのだ。「宮中」という視点から、「内閣」「議会」「軍部」など、各国家機関の思惑、それらから織りなされる政策決定時の錯綜に注目し、大日本帝国のシステムと軌跡を明快に提示する。
目次 第１章　近代国家の建設と新しい宮中の姿―明治憲法体制下の宮中；第２章　大正から昭和へ―元老西園寺による宮中管理；第３章　政党政治の時代から軍部の台頭へ―宮中の苦悩；第４章　戦争の時代―宮中新体制と西園寺の死；第５章　破滅への道―側近による戦争終結への努力；第６章　敗戦後の国体危機―象徴天皇制へ；エピローグ　宮中を支えた「忠臣」たちの晩年
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06661-9　　 4-480-06661-6
書誌番号 1112034211

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