日中間の「差異認知によるプロセス共有」 --
丁偉儒 /著   -- 中央経済社 -- 2012.5 -- 22cm -- 163p

資料詳細

タイトル ITグローバル分業経営
副書名 日中間の「差異認知によるプロセス共有」
著者名等 丁偉儒 /著  
出版 中央経済社 2012.5
大きさ等 22cm 163p
分類 007.3
件名 情報産業 , 分業
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年中国浙江省生まれ。85年中国天津市南開大学数学学部を卒業して浙江省杭州市の杭州計算機工場に入社。90年初来日、ソフトウェア・エンジニアとして活躍。96年独立してIT企業の(株)東忠を設立。2007年からは企業経営に携わりながら愛知学院大学大学院で経営学を研究。
内容紹介 言語、文化、商習慣の違いを乗り越える。日本企業のソフトウェア・オフショア開発受託で定評のある中国企業のトップである筆者が、自社の成功要因を分析し、国際的な分業を成功させるノウハウを解き明かす。
要旨 経済グローバル化にともない進展してきたIT(情報技術)分野におけるグローバル分業に関し、主として日中間の企業経営に焦点を当て、「差異認知によるプロセス共有」という新しい独自の概念を提唱する。要するに、ITグローバル分業下における日中両国間のソフトウエアのオフショア開発から出発し、その歴史的経緯を踏まえながらオフショア開発の動向を考察し、さらに具体的な事例研究を行ったうえで、「差異認知によるプロセス共有」概念をもとに最終的にはITグローバル分業経営に関するビジネスモデルを創出するのが本書の目的といえよう。
目次 序章 ITグローバル分業経営の重要性(IT分野におけるグローバル化現象;中国におけるオフショア開発企業の登場;日中間のオフショア開発に関するジレンマ;ITグローバル分業経営の進展);第1章 日中間のオフショア開発の実態と課題(日本におけるオフショア開発活用の経緯;オフショア開発の実態;オフショア開発における問題発生の根源;オフショア開発における「判断基準の違い」;「差異認知によるプロセス共有」概念の提唱);第2章 中国におけるオフショア開発企業の動向(中国における対日オフショア開発の経緯;中国オフショア開発の概況;主要なオフショア開発企業の比較;杭州東忠に関する分析と考察);第3章 「差異認知によるプロセス共有」の事例研究(杭州東忠の事例概要;「差異認知によるプロセス共有」の取り組み;「差異認知によるプロセス共有」の効果;杭州東忠オフショア開発の仕組み検証);第4章 日中間の新しいITグローバル分業モデル(新しいビジネスモデルの提唱;新しいビジネスモデルの目的等;新しいビジネスモデルの有効性;新しいビジネスモデルの応用可能性)
ISBN(13)、ISBN 978-4-502-69690-9   4-502-69690-0
書誌番号 1112035675

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 007.3/1437 一般書 利用可 - 2050381504 iLisvirtual