「心の病」がなくなる日 -- PHP新書 --
加藤忠史 /著   -- PHP研究所 -- 2012.6 -- 18cm -- 197,6p

資料詳細

タイトル 動物に「うつ」はあるのか
副書名 「心の病」がなくなる日
シリーズ名 PHP新書
著者名等 加藤忠史 /著  
出版 PHP研究所 2012.6
大きさ等 18cm 197,6p
分類 493.7
件名 精神医学 , 動物実験
注記 文献あり
著者紹介 1963年東京生まれ。東京大学医学部卒。滋賀医科大学精神医学講座助手、東京大学医学部附属病院講師を経て、現在、理化学研究所脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームシニア・チームリーダー、広島大学医歯薬学総合研究科客員教授等。精神科医、脳科学研究者。
内容紹介 動物にも精神疾患はあるのか。「とりあえず抗うつ薬」の落とし穴とは。何も語らない動物を通して、「悩み」と「病気」の線引きの難しさ、心と脳をつなぐ研究の最新動向を読み解く。
要旨 動物にも精神疾患はあるのか?―この疑問は、そもそも「心の病」とは何か、私たち人類はどうすればこれを克服できるのかという社会問題そのものである。毎年三万人が自殺で亡くなり、休職者の激増が取り沙汰されながら、じつは根本的な原因も確実な診断法や治療法もわかっていない精神科医療の実情。ただ話を聞いて「とりあえず抗うつ薬」では、真の問題解決にはならない。ひょっとしてうちのイヌ、うつ病!?何も語らない動物を通して、「悩み」と「病気」の線引きの難しさ、心と脳をつなぐ研究の最新動向を読み解く。
目次 第1章 動物に「うつ」はあるのか―物言わぬペットの心;第2章 なぜ、精神疾患は解明されないのか―動物実験には限界がある;第3章 いま、精神科診療で行われていること―精神疾患の診断をめぐる落とし穴;第4章 精神疾患を克服するためのロードマップ―臨床研究と基礎研究はどこまで歩み寄れるか;第5章 動物実験の是非を考える―動物モデル研究は何をめざす?;第6章 来るべき精神科診療のあり方―「心の病」はほんとうになくせるか
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-80532-0   4-569-80532-9
書誌番号 1112036354

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