カイロ三部作 3 --
ナギーブ・マフフーズ /著, 塙治夫 /訳   -- 国書刊行会 -- 2012.5 -- 23cm -- 350p

資料詳細

タイトル 夜明け
副書名 カイロ三部作 3
著者名等 ナギーブ・マフフーズ /著, 塙治夫 /訳  
出版 国書刊行会 2012.5
大きさ等 23cm 350p
分類 929.763
注記 付(月報5p)
著者紹介 【マフフーズ】1911~2006年。カイロ生まれ。カイロ大学哲学科卒業後、創作活動に従事。アラブ社会の代表的作家として、1988年にノーベル文学賞に輝く。
内容紹介 アラブ世界初のノーベル賞作家、ナギーブ・マフフーズの代表作「カイロ三部作」の第3部、日本語初訳で完結。第二次大戦が勃発。アフマドは世を去り、孫たちは成人。新時代の幕が開く。〈受賞情報〉日本翻訳出版文化賞(第48回)
要旨 時代は1935年から1944年まで。第二次大戦が勃発して、イタリアがカイロを爆撃。その直後、老衰したアフマド・アブドルガワードが世を去る。孫たちが成人し、ヤーシーンの息子で美男子のリドワーンは男色趣味の政治家に可愛がられ、栄達の道を歩み始めるが、政権交代で運命が狂う。他方、シャウカト家に嫁入りしたハディーガの長男アブドルムネイムはイスラム原理主義に魅せられてムスリム同胞団に入り、次男アフマドは左翼の活動家となるが、二人は危険分子として逮捕される。懐疑と無為のうちに生きたカマールは、二人の信念と行動力、特にアフマドが人生と民衆を信じ、人間としての義務に邁進する姿に感銘を受ける。その頃アミーナは死の床にあり、アブドルムネイムの妻カリーマからアミーナの曾孫が生まれようとしている。
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-05379-4   4-336-05379-0
書誌番号 1112037038
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112037038

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