黒人は本当に「速く」「強い」のか -- 中公新書 --
川島浩平 /著   -- 中央公論新社 -- 2012.5 -- 18cm -- 256p

資料詳細

タイトル 人種とスポーツ
副書名 黒人は本当に「速く」「強い」のか
シリーズ名 中公新書
著者名等 川島浩平 /著  
出版 中央公論新社 2012.5
大きさ等 18cm 256p
分類 780.18
件名 運動能力 , スポーツ選手 , 黒人
注記 文献あり
著者紹介 1961年東京都生まれ。85年筑波大学第二学群比較文化学類卒。87年米国ブラウン大学大学院史学部入学。共立女子大学研究助手などを経て、98年武蔵大学人文学部助教授、2003年より武蔵大学人文学部教授。専攻、アメリカ研究。著書「都市コミュニティと階級・エスニシティ」等。
内容紹介 黒人は、陸上競技やボクシングなどで圧倒的な力を持つように見える一方、なぜ水泳では精彩を欠くのか。人種とスポーツの関係を歴史的に辿り、最新の科学的知見を交え、能力の先天性の問題について明らかにする。
要旨 オリンピックの陸上男子100m決勝で、スタートラインに立った選手56人は、ここ30年すべて黒人である。陸上以外の競技でも、彼らの活躍は圧倒的に見える。だが、かつて彼らは劣った「人種」と規定され、スポーツの記録からは遠い所にあった。彼らは他の「人種」に比べ、本当に身体能力が優れているのか―。本書は、人種とスポーツの関係を歴史的に辿り、最新の科学的知見を交え、能力の先天性の問題について明らかにする。
目次 序章 黒人と身体能力―生まれつき優れているのか;第1章 「不可視」の時代―南北戦争以後~二〇世紀初頭;第2章 人種分離主義体制下―二〇世紀初頭~一九二〇年代;第3章 「黒人優越」の起源―身体的ステレオタイプ成立と一九三〇年代;第4章 アメリカンスポーツ界の人種統合―すべてはベースボールから始まった;第5章 台頭から優越へ―メダル量産と黒人選手比率の激増;第6章 水泳、陸上競技と黒人選手―「黒人」としての特質なのか;終章 「強い」というリアリティ―歴史、環境、多様性
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102163-2   4-12-102163-0
書誌番号 1112038411
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112038411

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