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白秋と民衆、総力戦への「道」 -- NHKブックス --
中野敏男 /著   -- NHK出版 -- 2012.5 -- 19cm -- 318p

資料詳細

タイトル 詩歌と戦争
副書名 白秋と民衆、総力戦への「道」
シリーズ名 NHKブックス
著者名等 中野敏男 /著  
出版 NHK出版 2012.5
大きさ等 19cm 318p
分類 911.52
件名 日本-歴史-近代 , 文学と社会
個人件名 北原白秋
注記 文献あり 年譜あり 年表あり
著者紹介 1950年東京生まれ。東京大学大学院修了。東京大学助手、茨城大学助教授などを経て現在、東京外国語大学教授。専門は社会理論、社会思想。著書「マックス・ウェーバーと現代」など。
内容紹介 北原白秋の詩作が童謡から民謡そして戦争詩へと向かった歩みと、人々が希望と不安の中で歌を求める文化運動を起こし、自発的に戦時体制を担うようになった道筋。抒情から翼賛へと向かった心情の回路を解き明かす。〈受賞情報〉日本詩人クラブ詩界賞(第13回)
要旨 官僚がつくる「唱歌」に猛反発した北原白秋は「童謡」を創生し、震災後の社会に受け入れられて国民詩人の地位を確立する。自治への欲求を高めて大正デモクラシーを担った民衆は、詩人に作詞を依頼して「わが町」を歌いあげる民謡に熱狂した。拡大の一途をたどりつつ国民に奉仕を求める国家、みずから進んで協力する人々、その心情を先取りする詩人、三者は手を取りあうようにして戦時体制を築いてゆく。“抒情”から“翼賛”へと向かった心情の回路を明らかにし、戦前・戦時・戦後そして現在の一貫性をえぐり出す瞠目の書。
目次 序章 震災から戦争へ揺れた心情の経験―詩人と民衆の詩歌翼賛への道;第1章 抒情詩歌の成立と本質化される郷愁―日本製郷愁の二つの問題構成;第2章 民衆の植民地主義と日本への郷愁―傷を負った植民者のナショナリズム;第3章 歌を求める民衆/再発見される「この道」―震災後の地方新民謡運動と植民地帝国の心象地理;第4章 国民歌謡と植民地帝国の心情動員―翼賛する詩歌/自縛される心情;終章 継続する体制翼賛の心情
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-091191-4   4-14-091191-3
書誌番号 1112039449

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 911.5 一般書 利用可 - 2049365848 iLisvirtual