「絵そらごと」の表現と発想 --
山本陽子 /著   -- 勉誠出版 -- 2012.5 -- 22cm -- 379,8p

資料詳細

タイトル 絵巻の図像学
副書名 「絵そらごと」の表現と発想
著者名等 山本陽子 /著  
出版 勉誠出版 2012.5
大きさ等 22cm 379,8p
分類 721.2
件名 絵巻物 , 図像学
注記 索引あり
著者紹介 1955年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。東邦音楽大学・明星大学・跡見学園女子大学・早稲田大学・東京純心女子大学・多摩美術大学・一橋大学大学院非常勤講師を経て明星大学人文学部教授。専門は日本中世絵画史。
内容紹介 「伴大納言絵詞」「鳥獣戯画」「源氏物語絵巻」など中世の絵巻には、現代の視点で見れば何とも奇妙な表現がちりばめられている。なぜそのように描かれたのか。絵師の発想・意図から中世文化を考察する。
要旨 『伴大納言絵詞』『鳥獣戯画』『源氏物語絵巻』など中世の絵巻には、現代の視点で見れば何とも奇妙な表現がちりばめられている。なぜそのように描かれたのか。絵師の発想・意図から中世文化を考察する。
目次 第1部 絵巻の表現から絵師の発想を探る(『華厳縁起』義湘絵の一場面から―なぜ善妙はあられもない格好で泣かなければならなかったか;僧の声を聴く―絵巻の声の線の性格と起源について;「~ところ」という言葉―彦火々出見尊絵巻と画中詞の発生;伴大納言絵詞鎮魂説の再検討―わき役の顔貌表現から制作意図を読む;『鳥獣戯画』甲巻の的弓場面の逆向性について―「嗚呼絵」と鳥獣戯画;あばら家の美学―なぜ絵巻に荒廃が描かれたのか);第2部 絵巻・絵本の武者表現を考える(粉河寺縁起絵巻の長者の娘の出家について―武士一族の出家譚;瓢箪足小考―鳥居派・又兵衛・仁王像;平安絵画における筋肉表現の受容と転用―武者絵以前の「瓢箪足に蚯蚓描」;『平家物語』における筋肉表現の受容と転用―武者絵以前の「瓢箪足に蚯蚓描」;合戦絵巻・絵本における武者の顔貌―武者の顔貌表現の起源;『洞窟の頼朝』の顔貌―近代日本がにおける武者表現);第3部 絵巻とマンガ・現代絵画の発想(「大人げないもの」が発達するとき―相似形としての絵巻とマンガ;マンガ以前の日本絵画の時間と空間表現―マンガのコマとの対比において;偶像崇拝が禁じられた神をどのように描くか―現代日本のマ・
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-27007-2   4-585-27007-8
書誌番号 1112040352
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112040352

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 721.2 一般書 利用可 - 2063680853 iLisvirtual