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【図書】 「新型うつ病」のデタラメ

新潮新書 --
中嶋聡 ／著   -- 新潮社 -- ２０１２．６ -- １８ｃｍ -- １９１ｐ

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タイトル 「新型うつ病」のデタラメ
シリーズ名 新潮新書
著者名等 中嶋聡 ／著  
出版 新潮社 ２０１２．６
大きさ等 １８ｃｍ １９１ｐ
分類 493.76
件名 うつ病
注記 文献あり
著者紹介 １９５５年京都府生まれ。８０年東京大学医学部卒。精神科医。９６年那覇市に「なかまクリニック」を開業、現在に至る。著書に『「心の傷」は言ったもん勝ち』『眠れぬ夜の精神科』『精神科医療面接』『精神療法と薬物療法のほどよいブレンド』など。
内容紹介 上司に叱られやる気ゼロ、彼女にフラれたので休職したい…。この１０年で急増した「新型うつ病」。だがそれは本当に「病気」なのか。社会問題化した「新型うつ病」のまやかしを、精神科医が暴く。
要旨 「上司に叱られ、やる気ゼロ」「彼女に浮気されたので休職したい」…。この十年、そんな理由で精神科を訪れる人が急増。従来のうつ病とは明らかに異なる病態をもつそれは、「新型うつ病」と総称されるようになった。診断書を手に堂々と会社を休む人々、手厚すぎる社会保障、肥大化する自己愛と精神力の低下。はたして「新型うつ病」は本当に“病気”なのだろうか。もはや社会問題。そのまやかしを、現役精神科医が暴く。
目次 第１章　「新型うつ病」とは何か（「新型うつ病」とはどのような病気か；うつ病概念の歴史；「新型うつ病」の位置づけ；「新型うつ病」はなぜ生まれたか―その三つの要因）；第２章　「新型うつ病」がもたらした社会的弊害（休職をめぐる問題；簡単にもらえる傷病手当金；しばしばもらえる障害年金；公費医療・サラ金・奨学金返済；給食費免除；その他の保障や利益；労働紛争の不思議な結末―富士通四国システムズ事件）；第３章　精神科診療からみる現代社会（「何でも人のせい」という風潮；「何でも病気」という風潮；「『知らない私』のせい」という風潮）
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-610474-9　　 4-10-610474-1
書誌番号 1112043814

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