「被爆の記憶」と「原子力の夢」 --
山本昭宏 /著   -- 人文書院 -- 2012.6 -- 20cm -- 326p

資料詳細

タイトル 核エネルギー言説の戦後史1945-1960
副書名 「被爆の記憶」と「原子力の夢」
著者名等 山本昭宏 /著  
出版 人文書院 2012.6
大きさ等 20cm 326p
分類 539.093
件名 原子力
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1984年奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。現在、日本学術振興会特別研究員、京都大学文学部・立命館大学非常勤講師。専攻は現代文化学、メディア文化史。論文に「『夕凪の街桜の国』と被爆の記憶」など。
内容紹介 敗戦からの15年間、原爆と原子力というふたつの「核」をめぐって何が言われ、人々はそれをどのように受け止めたのか。中央メディアから無名作家たちのサークル誌までを博捜し、社会全体を描き出す。
要旨 1945年8月、広島・長崎は焦土と化した。戦後日本はその廃墟から、原子力への恐怖と平和への願いを抱き出発したはずであった。しかし、わずか数年後、原子力の平和利用という夢に人々は熱狂する。被爆の記憶があったにもかかわらず、いやそれゆえに…。敗戦からの15年間、原爆と原子力という二つの「核」をめぐって何が言われ、人々はそれをどのように受け止めたのか、中央メディアから無名作家たちのサークル誌までを博捜し社会全体を描き出す、1984年生まれの新鋭デビュー作。
目次 第1部 占領と核エネルギーの輿論(占領下の「原子力の夢」;「被爆の記憶」の編成と「平和利用」の出発);第2部 原水爆批判と「平和利用」言説の併走(第五福竜丸事件と「水爆」の輿論;原子力「平和利用」キャンペーンの席捲;ブラックボックス化する知);第3部 被爆地広島の核エネルギー認識(被爆地広島を書く;ローカルメディアの核エネルギー認識)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-24094-6   4-409-24094-3
書誌番号 1112044569
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112044569

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 539.0 一般書 利用可 - 2049337178 iLisvirtual