なぜ政党政治は「悪法」を生んだか -- 中公新書 --
中澤俊輔 /著   -- 中央公論新社 -- 2012.6 -- 18cm -- 277p

資料詳細

タイトル 治安維持法
副書名 なぜ政党政治は「悪法」を生んだか
シリーズ名 中公新書
著者名等 中澤俊輔 /著  
出版 中央公論新社 2012.6
大きさ等 18cm 277p
分類 326.81
件名 治安維持法
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1979年新潟県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。2010年より日本学術振興会特別研究員。主な論文に「日露戦後の警察と政党政治-違警罪即決例をめぐる攻防」。著書「宰相たちのデッサン」「近現代日本を史料で読む」。
内容紹介 言論の自由を制限した「悪法」は、政党政治の全盛期に生まれた。政党の役割に注目し、治安維持法の歴史をたどり、立案から戦後への影響までを再検証する。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。
要旨 言論の自由を制限し、戦前の反体制派を弾圧した「稀代の悪法」。これが治安維持法のイメージである。しかし、その実態は十分理解されているだろうか。本書は政党の役割に注目し、立案から戦後への影響までを再検証する。一九二五年に治安維持法を成立させたのは、護憲三派の政党内閣だった。なぜ政党は自らを縛りかねない法律を生み、その後の拡大を許したのか。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。
目次 第1章 「危険思想」の発見(治安維持法をめぐる四者;明治・大正の思想問題;過激社会運動取締法案の挫折);第2章 治安維持法の成立(「日ソ国交樹立」と「アメとムチ」;起草と反対運動;審議);第3章 迷走する「結社」取り締まり(「赤化宣伝」;京都学連事件;三・一五事件);第4章 一九二八年の改正(緊急勅令案の諮詢まで;緊急勅令の承認まで;改正治安維持法の運用);第5章 膨張の一九三〇年代(転向;再改正の挫折;膨張の過程);第6章 新治安維持法と戦争(太平洋戦争下の治安維持法;植民地への適用);終章 終焉、そして戦後(罪と罰;治安維持法が残したもの)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102171-7   4-12-102171-1
書誌番号 1112046486
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112046486

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