角川選書 --
黒田日出男 /著   -- 角川学芸出版 -- 2012.6 -- 19cm -- 366p

資料詳細

タイトル 国宝神護寺三像とは何か
シリーズ名 角川選書
著者名等 黒田日出男 /著  
出版 角川学芸出版 2012.6
大きさ等 19cm 366p
分類 721.0242
件名 肖像画
注記 文献あり
著者紹介 1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。東京大学史料編纂所教授・所長などを経て、現在、立正大学教授・群馬県立歴史博物館館長。東京大学名誉教授。専門は、絵画史料論・歴史図像学。著書に「謎解き洛中洛外図」など。
内容紹介 伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像の3像は、なぜこの「大きさ」につくられ、神護寺に蔵されてきたのか。肖像画からの驚くべき歴史推理で明らかになる、南北朝内乱期の知られざる史実。
要旨 伝源頼朝・伝平重盛・伝藤原光能像は、足利直義・同尊氏・同義詮像だった。では、神護寺三像は、いつ、なんのためにつくられたのか。三像の「大きさ」に着目した著者は、絵絹や肖像の大きさを比較し、面貌の肖似性を確かめ、ついに夢窓疎石と直義の『夢中問答集』の記述に到達。三像が「互の御影」になぞらえて対の肖像としてつくられ、神護寺に安置されたことを論証する。三像の数奇な運命から南北朝内乱期の歴史を描き出す。
目次 第1章 戦前の神護寺三像論;第2章 戦後の神護寺三像論と米倉迪夫の新説;第3章 江戸初期の神護寺復興と「頼朝御影」;第4章 広幅の絵絹は物語る―神護寺三像の「大きさ」(一);第5章 比類なき「大きさ」の俗人肖像画―神護寺三像の「大きさ」(二);第6章 神護寺三像の分析・読解と「肖似性」;第7章 「足利直義願文」は何を物語るのか;第8章 足利直義と夢窓疎石―『夢中問答集』;第9章 神護寺に安置された“対”の肖像画;第10章 観応の擾乱と神護寺三像の運命
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703509-6   4-04-703509-2
書誌番号 1112046781

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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公開 721 一般書 貸出中 - 2056003641 iLisvirtual
磯子 公開 Map 721 一般書 利用可 - 2049457530 iLisvirtual