生きる喜びをうたい続けた詩人 -- 角川選書 --
下定雅弘 /著   -- 角川学芸出版 -- 2012.6 -- 19cm -- 255p

資料詳細

タイトル 陶淵明と白楽天
副書名 生きる喜びをうたい続けた詩人
シリーズ名 角川選書
著者名等 下定雅弘 /著  
出版 角川学芸出版 2012.6
大きさ等 19cm 255p
分類 921.4
個人件名 陶淵明
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1947年大阪市生まれ。京都大学文学部卒、同大学院修了。鹿児島大学、帝塚山学院大学、岡山大学大学院教授を経て、現在、岡山大学特任教授、北京事務所長。著書は「白楽天」など。
内容紹介 自分が快適だと思う生き方を選び、田園生活の充実と生きる喜びを追求することで死への恐怖を克服した陶淵明。後世、最も影響を受けた白楽天との対比により、ふたりの詩人がうたい続けた喜びの意味を読み解く。
要旨 陶淵明といえば、世俗を捨て悠然と暮らした隠逸詩人というイメージが強いが、果たしてそれは本当の姿なのだろうか。その詩からは、農夫として生きることを選んだ彼が、生きている今を楽しむことで、官界への未練と死への恐怖を乗り越えた様子がありありと読み取れる。後世、陶淵明を慕った白楽天との対比により、ふたりの詩人がうたい続けた喜びを追い、新たな詩人像を描き出す。
目次 第1章 陶淵明や白楽天とともに味わう生きる喜び―東洋人の幸福(幸福の中身―仕事の充実とプライベートの喜び;田園詩人陶淵明の旅立ちの歌―「五柳先生伝」);第2章 仕事の充実―農耕の喜び(官界への思い;農夫として生きる);第3章 日々の生活の中での喜び(愛の喜び―子供・友人・女性;衣食住の喜び―貧窮を誇り、酒を愛し、廬に憩う;読書の喜び・琴を弾く喜び;田園の風景);第4章 二つの大問題―官界への未練と死の悲しみ(官界を断ち切って―帰りなんいざ;死の悲しみとの戦い;一生に満足、だが―「自祭文」);第5章 後の詩人にとっての陶淵明(李白;杜甫;柳宗元;白楽天;蘇軾;浦上玉堂)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703508-9   4-04-703508-4
書誌番号 1112046782

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
保土ケ谷 公開 Map 921 一般書 利用可 - 2056885415 iLisvirtual
磯子 公開 Map 921 一般書 利用可 - 2049361010 iLisvirtual