熊本一規 /著, 辻芳徳 /著   -- 緑風出版 -- 2012.7 -- 19cm -- 197p

資料詳細

タイトル がれき処理・除染はこれでよいのか
著者名等 熊本一規 /著, 辻芳徳 /著  
出版 緑風出版 2012.7
大きさ等 19cm 197p
分類 518.52
件名 廃棄物処理 , 放射性廃棄物 , 東日本大震災(2011) , 災害復興
注記 文献あり
著者紹介 【熊本】1949年佐賀県生まれ。73年東京大学工学部卒。80年東京大学工系大学院博士課程修了。和光大学講師、横浜国立大学講師、カナダ・ヨーク大学客員研究員などを経て現在明治学院大学教授。廃棄物を考える市民の会に所属。著書「ごみ行政はどこが間違っているのか?」等。
内容紹介 デタラメな基準緩和で、放射能汚染を拡散させる広域処理。がれき利権と除染利権に群がるゼネコンや原発関連業者。今必要なのは放射能物質の隔離と住民の避難だ。本書は、問題点をていねいに解き明かす。
要旨 「東北がんばれ!それってただ言葉だけだったのか?東北のがれきが処理されないのは他府県が搬入を拒否しているからだ」「放射能が怖いという無知から来る身勝手な言い分。自分だけ良ければいいのか」―震災がれきの広域処理で、反対する市民に投げつけられる政府・マスコミの非難のことば…。はたして本当にそうなのか?IAEA(国際原子力機関)の安全基準に照らしても80倍も甘く基準緩和し、放射性廃棄物として厳格に保管・隔離されなければならない物を日本全国にばらまく広域処理は、国民の健康に脅威をもたらすだけだ。そして、避難区域への住民の帰還推進で進められる除染事業。しかし放射性物質は除染によって減少することはない。がれき利権と除染利権に群がるゼネコンや原発関連業者。いま必要なのは放射性物質の隔離と住民の避難なのだ。本書は、問題点をていねいに解き明かす。
目次 第1章 がれき広域処理とその仕組みづくり;第2章 がれき焼却は放射能汚染をもたらすか;第3章 放射性物質を汚染循環に入れる愚策;第4章 誰のための広域処理か;第5章 地元主体・被災者救済の復興を;付録 漁業権は誰のためにあるか(初出『季刊地域』Winter二〇一二)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8461-1211-0   4-8461-1211-X
書誌番号 1112047014

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
神奈川 公開 Map 518.5 一般書 利用可 - 2049353963 iLisvirtual