日欧比較文化叙説 -- 中公選書 --
野内良三 /著   -- 中央公論新社 -- 2012.7 -- 19cm -- 381p

資料詳細

タイトル 無常と偶然
副書名 日欧比較文化叙説
シリーズ名 中公選書
著者名等 野内良三 /著  
出版 中央公論新社 2012.7
大きさ等 19cm 381p
分類 104
件名 比較哲学 , 偶然性 , 日本と西洋
注記 文献あり
著者紹介 1944年東京生まれ。東京教育大学文学部卒、同大学院文学研究科博士課程中退。静岡女子大学助教授、高知大学教授を経て現在、関西外国語大学教授。著書「ランボー考」など。
内容紹介 学問・文化の領域で喫緊の課題となってきた「偶然性」をめぐる、比較文化的論考。日欧の文化を固定的にとらえず、より自由に、東西の事例を渉猟して、そこから必然性と偶然性を統合する考えを求めていく。
要旨 「必然性の王国」ヨーロッパを揺るがす“理性”の脱中心化の動き。一方、無常観が日常のものだった日本は、昔から偶然性に寛容だった。本書は学問・文化の領域で喫緊の課題となってきた「偶然性」をめぐる、比較文化的論考である。日欧の文化を固定的にとらえず、より自由に、東西の事例を渉猟して、そこから必然性と偶然性を統合する考えを求めていく。
目次 第1章 偶然の諸相―九鬼周造;第2章 「宿世」三態―『夜の寝覚』と『今昔物語』(巻三十第五話・巻二十六第二話);第3章 必然的因果連関から縁起的因果連関へ;第4章 無常の美学―『徒然草』;第5章 無常の形而上学―道元;第6章 存在の原風景と言語;第7章 詩作と偶然―マラルメ;第8章 我は他者なり―ランボー;第9章 偶然と無意識の冒険―ブルトン
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-110010-8   4-12-110010-7
書誌番号 1112050381

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 104 一般書 利用可 - 2049422825 iLisvirtual
磯子 公開 Map 104 一般書 利用可 - 2049524288 iLisvirtual