Ex libris --
オラシオ・カステジャーノス・モヤ /著, 細野豊 /訳   -- 白水社 -- 2012.8 -- 20cm -- 163p

資料詳細

タイトル 無分別
シリーズ名 Ex libris
著者名等 オラシオ・カステジャーノス・モヤ /著, 細野豊 /訳  
出版 白水社 2012.8
大きさ等 20cm 163p
分類 963
注記 Insensatez./の翻訳
著者紹介 【カステジャーノス・モヤ】1957年ホンジュラスの首都テグシガルパ生まれ。エル・サルバドル大学で文学を専攻するが、カナダ等に亡命、メキシコでジャーナリズムの仕事に従事。処女長篇「ディアスポラ」でセントロアメリカ大学が授与する国民小説賞受賞。2011年アイオワ大学教授。
内容紹介 国家の軍隊による、先住民大殺戮の「報告書」を作成中、心を病み、忍び寄る「虐殺者の影」に怯える男。血なまぐさい戦慄、セックスの快楽、逃亡の果てには…。エル・サルバドルの鬼才が放つ、衝撃の独白。
要旨 「おれの精神は正常ではない、と書かれた文章にわたしは黄色いマーカーで線を引き、手帳に書き写しさえした」。主人公の男は、ある国家の軍隊による、先住民大虐殺の「報告書」を作成するため、千枚を越える原稿の校閲の仕事を請け負った。冒頭から異様な緊張感を孕んで、先住民に対する惨い虐殺や拷問の様子、生き残った者の悲痛な証言が、男の独白によって、延々とつづけられる。何かに取りつかれた男の正気と妄想が、次第に境界を失う。ときおりセックスを楽しむこともあるが、心はいっこうに晴れない。やむをえず郊外に逃げ出しても、心身に棲みついてしまった恐怖、不信、猜疑心に苛まれ、先住民の血を吐くような証言が反復される。やがて、男の目には「虐殺者の影」が見え隠れし、身の危険を感じるようになる…。
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09023-7   4-560-09023-8
書誌番号 1112057883

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