検証福島原発事故 --
木村英昭 /著   -- 岩波書店 -- 2012.8 -- 20cm -- 307,33p

資料詳細

タイトル 官邸の100時間
副書名 検証福島原発事故
著者名等 木村英昭 /著  
出版 岩波書店 2012.8
大きさ等 20cm 307,33p
分類 543.5
件名 福島第一原子力発電所事故(2011)
著者紹介 1968年鳥取県生まれ。ジャーナリスト。朝日新聞社で記者をしている。同紙記者として2006年から4年間、福島県郡山支局に勤務の後、東京本社の地域報道部を経て、現在は経済部に所属。著書に「ヤマは消えても三池CO中毒患者の記録」など。
内容紹介 原発「退避」か、原発「放棄」か。未曾有の危機に襲われたあの時、国家権力の中枢で何が起きていたのか。実名による当事者への徹底的な取材が炙り出す、「運命の100時間」。
要旨 二〇一一年三月一一日午後二時四六分、東日本大震災発生―。この巨大地震・津波に続き、東京電力福島原子力発電所が軋みを上げた。そのとき国家権力の中枢では、驚くべき事態が進行していた。打つ手の先を走って悪化する事態に翻弄される官邸、しかし政治家を支えるはずの官僚組織は機能不全を起こしていた。言葉を失う東電幹部、責任を回避する専門家たち、そして各事故調査委員会で懸案となった「東電撤退」問題の真相は?首相はじめ内閣危機管理監など当事者への実名による徹底的な取材と、その証言を裏付けるメモや資料から炙り出す「運命の一〇〇時間」。
目次 第1章 3月11日(金)原発異変(急転「電源が喪失した!」;暗雲「私は経済学部ですけど」;危機「不都合でも隠さず、不確かなら流さず」;動転「携帯がつながらない」;混乱「保安員は消えていた」;決断「ベントが必要になります」;暗転「電源車を集めろ」);第2章 3月12日(土)原発爆発(合意「1号機、ベントに入る」;怒声「なぜ、できないんだ」;混迷「爆発、ゼロではない」;爆発「ベント、実施予定」;決意「爆発。放送しよう」;狼狽「あちゃあ」という顔;懇願「無理をしてでも来て」;覚悟「いや、僕は行くよ」;命令「海水を注入せよ」;無策「次の手、提案が無い」);第3章 3月13日(日)原発暗転(沸騰「東電が、だめなんですよ!」;指摘「爆発する可能性があります」;不知「人が死んだら大変なことになる」);第4章 3月14日(月)原発溶融(激高「大口はお客様です」「殺人罪で告発するぞ!」;混乱「大問題になりますよ」;転送「米軍は知っていた」;沈黙「爆発、誰も答えない;窮地「ベントもできない。最悪の展開になる」;撤退「残って頂きたい」;気概「まだやれますね」);第5章 3月15日(火)原発放棄(驚愕「放棄、撤退します」;拒・
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025852-4   4-00-025852-4
書誌番号 1112060278

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