情報士官・小野寺信の孤独な戦い -- 新潮選書 --
岡部伸 /著   -- 新潮社 -- 2012.8 -- 20cm -- 473p

資料詳細

タイトル 消えたヤルタ密約緊急電
副書名 情報士官・小野寺信の孤独な戦い
シリーズ名 新潮選書
著者名等 岡部伸 /著  
出版 新潮社 2012.8
大きさ等 20cm 473p
分類 209.74
件名 ヤルタ会談(1945)
個人件名 小野寺信
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1959年生まれ。81年立教大学社会学部卒業後、産経新聞社に入社。社会部記者として警視庁、国税庁などを担当後、米デューク大学、コロンビア大学東アジア研究所に客員研究員として留学。社会部次長、社会部編集委員、大阪本社編集局編集委員などを務める。産経新聞編集委員。
内容紹介 独ソ戦を予言し、対米参戦の無謀を説き、和平工作に砕身した陸軍武官・小野寺信。同胞の無理解に曝されつつも、大戦末期、彼は史上最大級のヤルタ密約情報を入手する…。不世出の情報戦士、その戦果と無念を描く。〈受賞情報〉山本七平賞(第22回)
要旨 同胞の無理解を超えて独ソ戦を予言し、対米参戦の無謀を説き、王室を仲介とする和平工作に砕身した小野寺信。大戦末期、彼は近代史上最大級の「ヤルタ密約」を掴み、ソ連の日本参戦情報を打電する。ユダヤ系諜報網から得た正確無比なオノデラ電は、しかし我が国中枢の手で握り潰された。欧米を震撼させた不世出の情報士官の戦果と無念を完全スクープ。
目次 第1章 日本が世界地図から消える!?―ヤルタ密約情報は届いたか;第2章 和平工作の予行演習―任地がその運命を決めた;第3章 ドイツが最も恐れた男―同盟国の欺瞞工作を暴く;第4章 日米開戦は不可なり―北欧の都からの冷徹な眼;第5章 ヤルタ密約情報来たる―存亡をかけたインテリジェンス;第6章 間に合った「国体護持」情報―8月14日にそれは届いた;第7章 対ソ幻想の謎を解く―天皇の意思を曲解した人々
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-603714-6   4-10-603714-9
書誌番号 1112061340

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