イタリア現代思想 --
マリオ・ペルニオーラ /著, 岡田温司 /訳, 鯖江秀樹 /訳, 蘆田裕史 /訳   -- 平凡社 -- 2012.8 -- 20cm -- 238p

資料詳細

タイトル 無機的なもののセックス・アピール
シリーズ名 イタリア現代思想
著者名等 マリオ・ペルニオーラ /著, 岡田温司 /訳, 鯖江秀樹 /訳, 蘆田裕史 /訳  
出版 平凡社 2012.8
大きさ等 20cm 238p
分類 701.1
件名 美学
注記 Il sex appeal dell’inorganico./の翻訳
著者紹介 【ペルニオーラ】1941年生まれ。ローマ大学第2トル・ベルガータ教授。美学・哲学。著書に「芸術的疎外」「ハイデガー以後」「エニグマ」「感覚することについて」「二十世紀の美学」「フィロソフィア・セクスアリス」「通過」「芸術とその影」「コミュニケーションに抗して」など。
内容紹介 ベンヤミン譲りの標題が意味するのは、オルガスムなきセクシュアリティ。感覚する主体として人間を捉えることをやめ、感覚するモノとしての人間の経験を思考する。シリーズ第2弾。
要旨 人間がどこまでもモノに近づいていく「ポスト・ヒューマン」状況。そこでは、中性的‐無機的‐人工的な文化現象が支配的になるが、ベンヤミンの顰にならい、この「モノ性」の感覚論を打ち立てたのが本書。同時にそれは、哲学をセクシュアル化するとともに、快楽を脱セクシュアル化する危険な試みでもある。シリーズ第二弾。
目次 感覚とモノ;性のプラトー;神、動物、モノ;デカルトと感覚するモノ;属するものなき衣服となる;模範的中毒;カントとモノとしての配偶者;サディズムと無機的なもののセックス・アピール;哲学的サイバーセックス;カントとモノ自体が感覚すること;マゾヒズムと無機的なもののセックス・アピール;衣服としての身体;ヘーゲルと「これではないもの」としてのモノ;フェティシズムと無機的なもののセックス・アピール;ハードコアの響き;ヘーゲルと「さらに」としてのモノ;ヴァンピリズムと無機的なもののセックス・アピール;造形的風景;ヘーゲルと「一挙に全体」としてのモノ;欲望と無機的なもののセックス・アピール;氾濫するインスタレーション;ハイデガーと信頼性としてのモノ;分割と無機的なもののセックス・アピール;包含的メタエクリチュール;ヴィトゲンシュタインと「これ」の感覚;快と無機的なもののセックス・アピール;倒錯的パフォーマンス
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-70343-6   4-582-70343-7
書誌番号 1112063932

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