新・言霊論 -- 祥伝社新書 --
井沢元彦 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2012.9 -- 18cm -- 187p

資料詳細

タイトル なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか
副書名 新・言霊論
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 井沢元彦 /〔著〕  
出版 祥伝社 2012.9
大きさ等 18cm 187p
分類 304
件名 日本
著者紹介 1954年愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後TBS入社、報道局に勤務する。80年「猿丸幻視行」で江戸川乱歩賞受賞。以後、歴史推理小説の分野で活躍する一方、日本史と日本人についての評論活動を精力的に展開。代表作「逆説の日本史」は現在も連載中。
内容紹介 これからも日本を蝕みつづける日本固有の行動原理とは。「言霊」の国では原発事故も必然だった。永年、「言霊」の弊害を唱えつづけてきた著者が、日本の現状にあらためて警鐘を鳴らす。
要旨 悪い事態を想定すると現実になる、「事故が起こる」と言えば実際に起こるから、口にしないし、考えもしない。この考え方は「言霊」の力によるもので、日本人は今も、その支配下にあり、これがある以上、危機管理はできない。福島第一原発で、事故への備えがまったくなかったのはなぜか?この謎を解く鍵も「言霊」にあった。永年、「言霊」の弊害を唱えつづけてきた著者は、二十一世紀になっても、政治、経済、社会、報道、あらゆる分野でまったく変わっていない日本の現状に、あらためて警鐘を鳴らす。
目次 第1章 福島第一原発の事故に潜む「言霊」の影(「津波まで想定するのはタブー視されているんだ」;なぜ国費で作られた災害用ロボットが捨てられたのか ほか);第2章 現実から目が離れていく、「言霊」の弊害(開戦十七年前の出された、太平洋戦争の予測;なぜ予測を冷静に受け取らないのか ほか);第3章 「言霊」を理解しないと、日本史はわからない(「縁起の悪い」言葉は、「不幸」を招く;実名は、けっして知られてはならない ほか);終章 私と朝日新聞闘争史(かつて「言葉狩り」という運動があった;北朝鮮問題にも影を落とす、言霊 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11289-9   4-396-11289-0
書誌番号 1112064338
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112064338

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