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【図書】 絢爛たる悪運岸信介伝

工藤美代子 ／著   -- 幻冬舎 -- ２０１２．９ -- ２０ｃｍ -- ４８６ｐ

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タイトル 絢爛たる悪運岸信介伝
著者名等 工藤美代子 ／著  
出版 幻冬舎 ２０１２．９
大きさ等 ２０ｃｍ ４８６ｐ
分類 289.1
個人件名 岸信介
注記 文献あり
著者紹介 １９５０年東京生まれ。チェコスロバキアのカレル大学留学後、カナダのコロンビア・カレッジ卒。９１年「工藤写真館の昭和」で講談社ノンフィクション賞を受賞。ノンフィクション作家。著書に「悪名の棺笹川良一伝」など。
内容紹介 悪運は強いほどいい…。６０年安保を単身背負った豪腕宰相を描く、渾身の書き下ろしノンフィクション。情と合理性としたたかさを併せ持った、昭和の傑物政治家・岸信介のすべて。
要旨 長州の政治家血族として生を享け、帝大卒業後は少壮官僚の力を発揮し、３９歳で満州経営に乗り出す。Ａ級戦犯容疑で巣鴨プリズン拘留後、無罪放免されると、一気に政治の世界を上り詰めた。保守合同後、５９歳で自民党初代幹事長に、翌年第５６代首相に就任。６０年安保改定にひとりで立ち向かった。口癖は「金は濾過して使え」。家族には決して怒らない優しい素顔と、一方で上長を斬り捨てる一面も見せる。情と合理性としたたかさを併せ持った、昭和の傑物政治家の全て。
目次 序章　南平台の家―「六〇年安保」の渦中で；第１章　長州の血族―繁茂する佐藤家と岸家；第２章　満州の天涯―縦横無尽、私服の「経済将校」；第３章　東条英機との相剋―悪運は強いほどいい；第４章　巣鴨拘置所での覚悟―「踊る宗教」北村サヨの予言；第５章　ＣＩＡ秘密工作と保守合同―冷戦を武器に接近したダレス；第６章　不退転の決意、安保改定の夜―情けあるなら今宵来い；第７章　絢爛たる晩節―憲法改正の執念、消えず
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-02238-6　　 4-344-02238-6
書誌番号 1112066064

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