阿部公彦 /著   -- 岩波書店 -- 2012.9 -- 20cm -- 290,6p

資料詳細

タイトル 文学を〈凝視する〉
著者名等 阿部公彦 /著  
出版 岩波書店 2012.9
大きさ等 20cm 290,6p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-近代
注記 文献あり
著者紹介 1966年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。東京大学文学部准教授。英米詩専攻。著書「モダンの近似値-スティーヴンズ・大江・アヴァンギャルド」等。
内容紹介 「見る」ことに囚われた我々は、「凝視する」行為の中で何を見出すのか。「注意散漫」「錯視」「共視」などをキーワードに、「目の文化」としての近代を問い直す。新しい知の可能性に迫る、斬新な文学論。 (受賞情報)サントリー学芸賞芸術・文学部門(第35回)
要旨 “読む”とは、“見る”こと?目の機能から切り込む斬新な文学論。
目次 繰り返す―茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」;目を凝らす―ハンス・ホルバイン『大使たち』とハワード・ホジキンのストローク;スローモーションにする―『炎のランナー』と古井由吉;注意散漫となる―太宰治「トカトントン」と「富嶽百景」;「一」になる―村上春樹と「英語青年」と選挙;声を見る―I.A.リチャーズとエンプソンと批評の時代;沈黙を聞く―ワーズワスと萩原朔太郎;批評する―小林秀雄と柄谷行人;絵を動かす―マーク・ロスコの文法;勢いをころす―太宰治「如是我聞」と志賀直哉のリズム;見ようとせずに見る―志賀とバルトとモランディの秘術;錯覚する―夏目漱石『文鳥』『夢十夜』とフラクタル;甘える―通俗小説と純文学と大江健三郎『水死』;誘導する―松本清張『点と線』とカーヴァー「大聖堂」とあみだくじ;文学が分からない―デューラー『メランコリア』と西脇順三郎
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024674-3   4-00-024674-7
書誌番号 1112067158

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6827 一般書 利用可 - 2049726956 iLisvirtual