書きことばが揺れた時代 -- 岩波新書 --
今野真二 /著   -- 岩波書店 -- 2012.9 -- 18cm -- 195p

資料詳細

タイトル 百年前の日本語
副書名 書きことばが揺れた時代
シリーズ名 岩波新書
著者名等 今野真二 /著  
出版 岩波書店 2012.9
大きさ等 18cm 195p
分類 810.2
件名 日本語-歴史-明治時代
著者紹介 1958年神奈川県生まれ。86年早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、現在、清泉女子大学教授。専攻:日本語学。著書「仮名表記論攷」第30回金田一京助博士記念賞受賞など。
内容紹介 100年前の書きことばが備えていた、現代では思いもつかない豊かな選択肢。その後活字印刷が広まり、「読み手」が急速に増大したことで、日本語はどう変わったのか。言葉の変化を克明に描く、画期的な日本語論。
要旨 漱石が自筆原稿で用いた字体や言葉の中には、すでに日本語から「消えて」しまったものがある?―百年前の書きことばが備えていた、現代では思いもつかない豊かな選択肢。活字印刷が急速に発達した時代の、私たちが知らない“揺れる”日本語の姿を克明に描き、言葉の変化の有り様を問う、画期的な日本語論。
目次 第1章 百年前の手書き原稿―夏目漱石『それから』の自筆原稿(漢字のかたち―漱石の書いた「所」の字;漱石も「新字体」を使っていた;手書きと印刷との間で);第2章 「揺れ」の時代―豊かな明治期の書きことば(日本語を漢字によって書く;活躍する振仮名;語形の多様性;書き方の多様性―同語異表記・異語同表記;和漢雅俗の世紀―漢英対照から和漢雅俗へ);第3章 新しい標準へ―活字印刷のひろがりと拡大する文字社会(『朝日新聞』に掲載された夏目漱石の『それから』;新聞紙面の日本語;雑誌の日本語);第4章 統一される仮名字体―失われた選択肢(仮名のさまざまな使い方;一九〇〇年のできごと;消えた「仮名文字遣い」);第5章 辞書の百年―辞書を通してみた日本語の変化(英和辞書の訳語;漢語辞書から考える;和語・漢語・外来語)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-431385-4   4-00-431385-6
書誌番号 1112070775

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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