日本の企業統治 -- 講談社選書メチエ --
吉村典久 /著   -- 講談社 -- 2012.10 -- 19cm -- 262p

資料詳細

タイトル 会社を支配するのは誰か
副書名 日本の企業統治
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 吉村典久 /著  
出版 講談社 2012.10
大きさ等 19cm 262p
分類 335.21
件名 企業-日本 , コーポレートガバナンス
注記 文献あり
著者紹介 1968年生まれ。学習院大学経済学部卒。神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。現在、和歌山大学経済学部教授。専攻は経営戦略論、企業統治論。著書に「部長の経営学」「日本の企業統治-神話と実態」などがある。
内容紹介 日本の企業を作りあげてきたもの、これから作りあげるものは、果たして何か。“グローバル・スタンダード”礼賛の陰で見失われていた、企業統治の多様なあり方を再評価する。
要旨 同族経営、「物言わぬ」株主と取締役、御用組合。日本の企業風土にはびこる旧弊を乗りこえ、グローバル・スタンダードな企業統治(コーポレート・ガバナンス)を貫徹するべし―この通念は真なのか?大企業が果たしてきた危機克服―社長解任という統治行為の実態、この国の組織が育んできた伝統、そして「お手本」とされたアメリカの事例を検証し、企業統治論のオルタナティブを探る。日本の会社を作りあげてきたもの、これから作りあげるものは、果たして何か。
目次 第1章 企業統治の問題を生み出してきたもの―株式会社制度に潜む本質的問題(企業統治の問題とは何か;アダム・スミスの株式会社観―「資本主義の父」の警句;出光佐三の株式会社観―「黄金の奴隷たるなかれ」;企業統治の問題の終焉?);第2章 日本の企業を作りあげてきたもの―労働組合とミドルの力(日本の企業統治の通念―メインバンクによる牽制;三越における社長解任劇の裏舞台;労組主導による経営者解任の事例―ヤマハの事例;ミドル主導による経営者解任の事例―セイコーインスツルの事例;従業員集団による統治の一般的特徴);第3章 日本の組織を作りあげてきたもの―江戸期の商家・武家における統治(「侵すべからざる上下秩序」という通念;商家における主の解任劇の裏舞台;武家における主の解任劇の裏舞台);第4章 米国の企業を作りあげてきたもの―ヘンリー・フォードの哲学(米国企業の経営・統治の模範―ゼネラルモーターズ;模範の末路―ガバメントモーターズ;「株主・株式市場による統治」への意義―フォード、ファイアストン、そしてグーグルとフェイスブック);第5章 日本の企業を作りあげていくもの―真の解決に向かって(「ソニーに学べ」;三度目の奇・
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258538-5   4-06-258538-3
書誌番号 1112074270
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112074270

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磯子 公開 Map 335.2 一般書 利用可 - 2049978734 iLisvirtual
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