放射能雲の下で何が起きたのか -- PHP新書 --
烏賀陽弘道 /著   -- PHP研究所 -- 2012.11 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル 原発難民
副書名 放射能雲の下で何が起きたのか
シリーズ名 PHP新書
著者名等 烏賀陽弘道 /著  
出版 PHP研究所 2012.11
大きさ等 18cm 238p
分類 543.5
件名 福島第一原子力発電所事故(2011)
著者紹介 1963年京都市生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。三重県津支局、愛知県岡崎支局等を経て、2003年に早期定年退社。以後、フリーの立場でメディア批評や音楽評論等を展開。フリージャーナリスト、写真家。日本外国特派員協会名誉会員。
内容紹介 誤解、偏見、差別、対立、いじめ…。原発事故の真の悲劇は、人間関係の亀裂、偏見による精神的被害にあった。絆を引き裂かれた苦しみは続いている。いまだ報じられない被災「難民」の姿。
要旨 「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」「東電からいっぱいもらっているんでしょう?」「放射能が移るから近寄るな!」―何気ないひと言や所作に原発被災者たちは疑心暗鬼となり、神経をすり減らす。誤解や偏見は差別やいじめへと発展する。そのストレスは計り知れない。「避難すべき人が避難できずに被曝した」「必要のない人に避難を強制した」。福島第一原発事故で、政府は二重の誤りを犯した。ある人は「被曝」というかたちで犠牲になり、ある人は「避難」というかたちで家や仕事を奪われた。「真実を知ってほしい」。絆を引き裂かれた住民の心は、いまだ苦しみの渦中で喘いでいる。
目次 プロローグ すべては放射能雲の予測ミスから始まった(福島第一原発から流れ出た放射性物質の行方;犠牲者を増大させた政府の二重の過ち ほか);第1章 福島第一原発が見える町(一時帰宅に許された時間は五時間;線量計が毎時二〇マイクロシーベルトを指した ほか);第2章 絆を引き裂かれた避難者たち(すべて自腹で避難を強いられた人たち;「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」 ほか);第3章 そのとき南相馬市・飯舘村では(国道沿いの店はすべて明かりが消えていた;なぜ、スーパーや銀行は店を閉めたのか? ほか);第4章 被曝者も避難者も出さない方法は、確実にあった(放射能雲が北西方向へ流れることは予測できた;法律はきちんと決めていた ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-80417-0   4-569-80417-9
書誌番号 1112075449
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112075449

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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