野間俊一 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2012.10 -- 20cm -- 256p

資料詳細

タイトル 解離する生命
著者名等 野間俊一 /〔著〕  
出版 みすず書房 2012.10
大きさ等 20cm 256p
分類 493.71
件名 精神病理学
著者紹介 1965年生まれ。90年京都大学医学部卒。ドイツ、ヴュルツブルク大学精神療法・医学的心理学研究所を経て、現在、京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座精神医学、講師。専攻は思春期青年期精神医学、心身医学、精神病理学。精神科医。著書「エスとの対話」など。
内容 内容: 解離の諸相 存在の解離
内容紹介 境界例、解離性障害などの病態に、精神科医はどう対応すべきか。メルロ=ポンティはじめ哲学の成果を援用し、自傷行為や臓器移植精神医学を含め、具体例と根源的考察を往還して成った、観察と省察の書。
要旨 境界例では生命性を暴発させ、摂食障害では生命性の支配を望み、解離性障害では生命性を切り離す…“傷つき体験”の諸相から精神医学的アプローチを考える。
目次 第1部 解離の諸相(存在の解離―生命性をめぐる病理;瞬間の自己性―トラウマ学再論;否定の身体―現代精神医学におけるメルロ=ポンティ;飛翔と浮遊のはざまで―現代という解離空間を生きる;流れない時間、触れえない自分);第2部 生命の所在(交感する身体―拒食と境界例の自己と他者;愛のキアスム―食の病と依存;二重の生命―摂食障害者が往々にして境界例的であるのはなぜだろうか;空虚という存在―自傷の可視性をめぐって;置き換えられる身体/置き換えられる聖;語りえなさを語るということ―統合失調症を生きる;精神病理学は、絶滅寸前か)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07718-3   4-622-07718-3
書誌番号 1112076119

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 493.7/3357 一般書 利用可 - 2051113139 iLisvirtual