前田富士男 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2012.10 -- 22cm -- 444,48p

資料詳細

タイトル パウル・クレー造形の宇宙
著者名等 前田富士男 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2012.10
大きさ等 22cm 444,48p
分類 723.345
個人件名 クレー,パウル
注記 並列タイトル:Ein Universum des Gestaltens-Paul Klee
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1944年生まれ。66年慶應義塾大学工学部卒、68年同文学部卒。71年同大学院修士課程修了。74年同博士課程単位取得退学。神奈川県立近代美術館鎌倉館に勤務。ボン大学美術史研究所留学。慶應義塾大学文学部助教授、教授等を経て、現在中部大学人文学部教授。慶應義塾大学名誉教授。
内容 内容: 形態 クレーにおける「文節」概念の成立
内容紹介 自然と人間の営みに胚胎する「力」をみつめつづけた画家クレー。その生命力あふれる多彩な造形宇宙の謎を解き明かす。ゲーテ、オストヴァルト、アルプ、ヘルツェルを参照し、クレー芸術の核心に迫る1冊。
要旨 パウル・クレーは、抽象的フォルムと現実のイメージにまたがる領域を自由自在に横断し、すべての近代画家の追随を許さない豊かで不可思議な作品群を生みだした。光と物質、形態と記号、あるいは生命的運動と幾何学的思考など、そもそも矛盾しかない造形がなぜ可能になったのか、また、繊細かつ魅力あふれる色彩絵画は、いったい造形理論とどのように関連するのか―ゲーテ、オストヴァルト、アルプ、ヘルツェルを参照し、クレー芸術の核心に迫る。
目次 1 形態(クレーにおける「分節」概念の成立;「自然研究の道」―画家クレーにおけるゲーテ;エネルゲイアとしての造形―ゲーテの植物学と二十世紀美術;結晶としての造形―クレーとモデルネ;コンステレーションとしての造形―一九三〇年のクレーとアルブ);2 色彩(クレーにおけるオーバーラップ―もうひとつの制作論とガラス絵;クレーと色彩論;クレーとオストヴァルト;色彩論のイデオロギー―オストヴァルトと一九一〇年代の芸術と制度;絵画の導きとしてのエネルギー―クレーとゲーテ・再考);3 セミオーシス(眼―クレーにおける記号と形態;「美しい石切り場」―階層のありか;アトリエの不在者―力のトポロジーとしての「部屋」;語り手としての画家、そして語り手たち―クレーとリルゲとハウゼンシュタイン;クレーとベックマンにおける神話的ノーテーション―墜落/飛行する男性/女性)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-1944-3   4-7664-1944-8
書誌番号 1112077016
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112077016

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 723.3/645 一般書 利用可 - 2051102323 iLisvirtual