ブレア政権以降のポリティカル・エコノミー --
河島伸子 /編, 大谷伴子 /編, 大田信良 /編, エグリントンみか /著, 三浦玲一 /著, 松本朗 /著, 太下義之 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2012.10 -- 21cm -- 201p

資料詳細

タイトル イギリス映画と文化政策
副書名 ブレア政権以降のポリティカル・エコノミー
著者名等 河島伸子 /編, 大谷伴子 /編, 大田信良 /編, エグリントンみか /著, 三浦玲一 /著, 松本朗 /著, 太下義之 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2012.10
大きさ等 21cm 201p
分類 778.233
件名 映画-イギリス , 文化政策-イギリス
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 【河島】同志社大学経済学部教授。専門は文化政策論、文化経済学、コンテンツ産業論。主要著書に「コンテンツ産業論」「グローバル化する文化政策」など。
内容 内容: 英国の文化政策と映像文化   河島伸子著
内容紹介 1990年代以降の映画・テレビなどの映像文化への政策や市場環境変化の分析を通じて、単なる文化研究ではなく、グローバル化する経済・変容する政治の側面をも含んだ「英国」理解へと導く意欲的な論集。
要旨 本書は、1990年代以降、すなわちブレア新労働党政権時代とそれ以降、英国国内および国外に流通した『クィーン』や『恥辱』、『めぐりあう時間たち』などのさまざまな映像テクストを、文化政策、映画政策、映画制作・配給・興行に関わる市場環境変化の分析を通じて分析・解釈することを目的としている。また、2012年オリンピック招致をその「文化プログラム」によって勝ち取ったグローバル・シティ、ロンドンと英国国家との関係にも言及する。英国文化政策を、勃興しつつあるグローバル化するポピュラー・カルチャーを生産・創造する“ポリティカル・エコノミー”という観点から読み直す意欲的な試みである。
目次 序章 英国の文化政策と映像文化;第1章 『クィーン』が表象するニュー・レイバーと“the people’s princess”―「グローバル・ポピュラー・カルチャー」の勃興?;第2章 劇場文化のポリティクスと英国地方都市―ブレア政権の多文化主義から“Broken Britain”へ;第3章 グローバル・ポピュラー・ハリウッドとディザスター映画の流行―ローランド・エメリッヒ『インデペンデンス・デイ』の真実;第4章 英国ヘリテージ文化とグローバル・ハリウッドの“間”;第5章 グローバル化とオリンピック文化プログラム―2012年オリンピック大会にロンドンが勝利した理由;第6章 「成長」のポリティカル・エコノミーと『アバウト・ア・ボーイ』―変容するロマンティック・コメディ;終章 ポピュラー・カルチャーのグローバルな再編とはなんだったのか?―文化的価値の再解釈に向けて
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-1976-4   4-7664-1976-6
書誌番号 1112077018

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