労働の非正規化を中心に -- 現代社会政策のフロンティア --
横田伸子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2012.10 -- 22cm -- 257p

資料詳細

タイトル 韓国の都市下層と労働者
副書名 労働の非正規化を中心に
シリーズ名 現代社会政策のフロンティア
著者名等 横田伸子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2012.10
大きさ等 22cm 257p
分類 366.221
件名 労働市場-韓国
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1988年津田塾大学学芸学部卒。93年ソウル大学校社会科学大学博士課程単位取得。現在、山口大学大学院東アジア研究科教授。主著「1990年代以降の韓国における労働力の非正規化とジェンダー構造」など。
内容 内容: 問題意識と分析視角
内容紹介 韓国の経済発展を支えてきた生産労働者による労働社会の変化を、労働市場構造の分析を中心に浮き彫りにする。とりわけ、都市下層との連続と断絶の両方から、韓国の労働市場構造の変化を照射する。
要旨 韓国は、1960年代後半以降、現在に至るまで、驚異的な経済発展を遂げてきた。しかしその一方で、社会的格差は拡大した。本書では、経済発展とともに、韓国の労働社会がどのように変化したかを、生産労働者の労働市場構造の分析を中心に歴史的に跡づけ、その特徴や意味を明らかにする。とくに、労働をめぐる社会経済構造の変化を、1970年代に形成された都市下層との関係から、周辺的労働者の増大や労働の非正規化に焦点を当てて考察する。
目次 序章 問題意識と分析視角;第1章 開発年代における都市下層の形成と労働市場;第2章 労働者大闘争と「87年体制」の成立―大企業と中小企業の「分断的労働市場体制」の成立;第3章 「新経営戦略」の展開と「87年体制」の変化―大企業における内部労働市場構造の深化と「周辺労働者」の増大;第4章 IMF経済危機以降の生産体制と「内部労働市場体制」の変化―「中核労働者」の非正規化を中心に;第5章 ジェンダーの視点から見た韓国における労働の非正規化―「インフォーマルな性格の雇用」の増大と非正規労働者家族の特徴;終章 新しい労働運動の模索のために―総括に代えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-06404-5   4-623-06404-2
書誌番号 1112078252

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