国語教育・社会科教育への情熱 -- 塙選書 --
関口敏美 /著   -- 塙書房 -- 2012.11 -- 19cm -- 224p

資料詳細

タイトル 柳田國男の教育構想
副書名 国語教育・社会科教育への情熱
シリーズ名 塙選書
著者名等 関口敏美 /著  
出版 塙書房 2012.11
大きさ等 19cm 224p
分類 371.21
件名 教育学
個人件名 柳田国男
注記 文献あり
著者紹介 奈良女子大学文学部卒。同大学大学院文学研究科修了。同大学院人間文化研究科単位取得退学。大谷大学特別研修員、同大学短期大学部専任講師、同大学文学部准教授を経て、現在、同大学文学部教授。主要著書「柳田國男における「学問」の展開と教育観の形成」。
内容 内容: 教育への関心
内容紹介 「歴史的な思考力・判断力と主体的な国語能力をそなえた自立した人間の育成」を唱えた柳田國男の教育構想を解き明かす書。没後50年、柳田國男の教育構想が、混迷する現代の教育に一石を投じる。
要旨 農政学から民俗学へと、柳田國男の学問の展開を方向づけたものが、国民の主体形成=教育への課題意識であったことを示し、柳田が構想した主体的な思考力を支える「考へる言葉」を育てる国語教育と、歴史的な思考力・判断力を基礎づける「史心」を養成する社会科教育を明らかにし、柳田の教育への情熱が混迷する現代の教育に新たな光明を与える。
目次 第1章 教育への関心―なぜ「教育」に関心を持ったのか(農政学期における課題意識―一九〇〇~一〇;「郷土研究」期における課題意識―一九一〇~三〇;一九三〇年以前の教育観の形成;前代教育への注目とその視角;前代教育から何を学ぼうとしたのか;教育の習俗研究の意味);第2章 国語教育の構想―「考へる言葉」を育てる国語教育(ことばへの関心;前代国語教育への課題意識;学校国語教育の問題点と改革の方向;一九三〇年代の国語史研究;国語史研究と国語教育構想との関係;戦後の国語教育論);第3章 社会科教育の構想―「史心」を育てる社会科教育(社会科への関わり;柳田社会科の形成;社会科教育の目的と方法;教科書『日本の社会』;子どものための歴史教育構想)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8273-3114-1   4-8273-3114-6
書誌番号 1112080726
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112080726

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