阿部嘉昭 /著   -- 彩流社 -- 2012.11 -- 19cm -- 420p

資料詳細

タイトル 日本映画オルタナティヴ
著者名等 阿部嘉昭 /著  
出版 彩流社 2012.11
大きさ等 19cm 420p
分類 778.21
件名 映画-日本
著者紹介 1958年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。94年キネマ旬報社退社後、評論家や大学講師として活動。北海道大学大学院文学研究科准教授、評論家、詩作者。主な著書に「北野武vsビートたけし」など。
内容 内容: 犯罪の瘴気、犯罪連鎖の作為
内容紹介 「作者はどうしてこういう風に表現したのだろうか」。サブカル分析が「詩性」の発現と相即する自由な場を形成し、畏怖の念を持って肯定する。『LOFT』『アウトレイジビヨンド』など、約70もの作品を批評する。
要旨 サブカル分析が「詩性」の発現と相即する「場」を形成し、畏怖の念をもって「作品」に分け入ったとき、真に対象化できたという官能的悦びが待っている。このような映画時評の射程を感知するために文章を縦断し、のちに観るべき映画を策定すべし。
目次 犯罪の瘴気、犯罪連鎖の作為―古澤健監督『怯える』;映画というカフカ―黒沢清について;押井守の実写映画にはショットが存在しない;われわれは殺されたがっている―渡辺謙作監督『ラブドガン』と殺し屋映画の系譜;観客心理を切り刻む鋏の蠱惑―池田敏春監督『ハサミ男』;多元的に交錯し、連鎖する穴、穴、穴―風間志織監督『せかいのおわり』;終結場面を疑問形に宙吊ること―日向寺太郎監督『誰がために』;観客を覚醒させる「逆転」と「痛み」―豊田利晃監督『空中庭園』;時間感覚の迷宮―オムニバス映画『乱歩地獄』;「出現の映画」、二十一世紀的な―大森立嗣監督『ゲルマニウムの夜』;これが新しい“演出”の六原則〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-1837-1   4-7791-1837-9
書誌番号 1112082513

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