ゲーテとワイマル --
小塩節 /著   -- 岩波書店 -- 2012.11 -- 20cm -- 265p

資料詳細

タイトル 旅人の夜の歌
副書名 ゲーテとワイマル
著者名等 小塩節 /著  
出版 岩波書店 2012.11
大きさ等 20cm 265p
分類 941
個人件名 ゲーテ,ヨハン・ヴォルフガング・フォン
注記 年譜あり
著者紹介 1931年長崎県生まれ。東京大学文学部卒。国際基督教大学、中央大学文学部教授、フェリス女学院院長・理事長を歴任。その間、駐独日本国大使館公使、ケルン日本文化会館館長を兼任。現在、中央大学名誉教授。専攻はドイツ古典主義文学。著書に「ライン河の文化史」など。
内容紹介 26歳の若さでワイマル公国の宮廷に招かれたゲーテは、一国の政治を担うことになった…。2篇の詩を手がかりに、日独の文化交流に尽力してきた著者が、自らの半生と重ねつつ、若きゲーテのワイマルでの日々を描く。
要旨 『若きウェルテルの悩み』によって世に知られたゲーテは、二十六歳の若さでワイマル公国の宮廷に招かれる。小国とはいえ、一国の政治を担うことになった文学者は、そこで何をなしえたのか。政治・行政に全力で取り組んだ日々に歌われた二篇の詩「旅人の夜の歌」を手がかりに、ナチスの強制収容所へいたるドイツ文化の深層を、歴史的背景とともに描きだす。
目次 1 ワイマル(手紙;ワイマル到着;ワイマル初期のゲーテ;その名もきよきワイマル;北郊の小山エッタースベルク;永住への迷いと決断;シュタイン夫人;母公妃アンナ・アマーリア;「旅人の夜の歌」その一);2 憩いの歌(イルメナウ;ハールツ冬の旅;キッケルハーンの山頂で「旅人の夜の歌」その二;山からの手紙;人間存在をうたう;英訳、仏訳;邦訳の数々;ギリシャ詩の模倣か;シューベルトの作曲;うたのしらべ(韻律));3 のちの日々に(五十二年後のエッタースベルク;八十二歳の日々;ゲーテの保守主義;文化と政治);4 ブーヘンヴァルト強制収容所(ブーヘンヴァルト;ゲーテの槲;山の上;強制収容所とワイマル市;解放;一九四五年の「旅人の夜の歌」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025867-8   4-00-025867-2
書誌番号 1112083065

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