角川選書 --
吉海直人 /著   -- 角川学芸出版 -- 2012.11 -- 19cm -- 284p

資料詳細

タイトル 百人一首で読み解く平安時代
シリーズ名 角川選書
著者名等 吉海直人 /著  
出版 角川学芸出版 2012.11
大きさ等 19cm 284p
分類 911.147
著者紹介 1953年長崎県生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。国文学研究資料館文献資料部助手を経て、現在、同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授。専攻は平安文学、特に百人一首、源氏物語。著書に「百人一首への招待」など。
内容紹介 藤原定家はなぜこの百首を選び、この順番に並べたのか。日本を代表する百人一首研究者が、定家の王朝への想い、巧妙な歌の配列と撰歌意識を読み取り、百人一首を新解釈。歴史書としての新側面を描き出す。
要旨 天智天皇にはじまり順徳院に終わる私撰和歌集「百人一首」。ここには平安朝の8人の天皇や、保元の乱の勝者・藤原忠通と敗者・崇徳院、歌人としては一流ではなかった紫式部などの和歌が番号順に並ぶ。藤原定家はなぜこの百首を選び、なぜこの順番に配列したのか。日本を代表する百人一首の研究者が、定家の王朝への想い、巧妙な歌の配列と撰歌意識を読み取りながら、百人一首を新解釈。歴史書としての新たな側面を描き出す。
目次 秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇);春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山(持統天皇);あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかもねむ(柿本人丸);田子の浦にうち出でてみれば白妙のふじのたかねに雪は降りつつ(山辺赤人);奥山に紅葉ふみ分けなく鹿の声きく時ぞ秋は悲しき(猿丸大夫);かささぎの渡せる橋におく霜のしろきを見れば夜ぞふけにける(中納言家持);天の原ふりさけ見れば春日なるみかさの山に出でし月かも(阿倍仲麿);わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師);花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに(小野小町);これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703516-4   4-04-703516-5
書誌番号 1112086691

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