記憶アートの歴史意識 --
香川檀 /著   -- 水声社 -- 2012.11 -- 22cm -- 365p

資料詳細

タイトル 想起のかたち
副書名 記憶アートの歴史意識
著者名等 香川檀 /著  
出版 水声社 2012.11
大きさ等 22cm 365p
分類 702.34
件名 ドイツ美術
注記 文献あり
著者紹介 1954年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、武蔵大学人文学部教授。専攻は、表象文化論、ジェンダー論、20世紀美術史。主な著書「ダダの性と身体-エルンスト・グロス・ヘーヒ」など。
内容 内容: ドイツの記憶論
内容紹介 ナチズム ホロコーストという負の記憶を自らの作品に据え、イメージの想起をうながす、後から生まれた世代の4人の美術家。彼らの作品がもつ構造、意味作用の分析を通して、美術家による歴史の表象への扉をひらく。
要旨 ナチズム/ホロコーストという負の記憶を自らの作品に据え、イメージの“想起”をうながす“後から生まれた世代”の4人の美術家たち―ボルタンスキー、ゲルツ、ホルン、ジグルドソン。彼らの作品がもつ構造、意味作用の分析を通して美術家たちによる“歴史の表象”への扉をひらく。図版多数収録。
目次 序章(ドイツの記憶論―文化学を中心に;戦後アートによる想起と歴史意識;近年の「記憶アート」研究―視覚表象論による理論化の試み;本書の視角と内容構成);第1章 痕跡採取(“痕跡保全”のアート;個体をとりまくマトリクス―ボルタンスキーの領分;「捜査/操作」の修辞論;事実とフィクションのはざま);第2章 標しづけ(“マーク”された都市の空虚;“下からの歴史”と公共芸術;ホロコースト記念碑論争;想起と追悼の標し;ヨッヘン・ゲルツの不可視の記念碑);第3章 交感(ミュンスターの牢獄―『逆向きのコンサート』;レベッカ・ホルンの“花嫁機械”;ナチズム表象と欲望機械―キーファーの記憶世界;招喚の時空);第4章 集蔵(集蔵体としてのアート―ジグルドソン『静寂の前に』;コレクションのパラドクス;アーカイヴの擬態と流用;記憶のアルケオロジー;蒐集とジェンダー);終章 記憶アートが生む“もうひとつの歴史意識”
ISBN(13)、ISBN 978-4-89176-920-8   4-89176-920-3
書誌番号 1112086886
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112086886

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