ポストモダンの歴史学批判をこえて -- 学術選書 --
大戸千之 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2012.11 -- 19cm -- 305p

資料詳細

タイトル 歴史と事実
副書名 ポストモダンの歴史学批判をこえて
シリーズ名 学術選書
著者名等 大戸千之 /著  
出版 京都大学学術出版会 2012.11
大きさ等 19cm 305p
分類 201.1
件名 歴史哲学 , 歴史家-ギリシア(古代)
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1942年生まれ。70年京都大学大学院文学研究科博士課程中退。京都大学文学部助手、立命館大学文学部助教授、教授をへて現在立命館大学名誉教授。主な著書「ヘレニズムとオリエント-歴史のなかの文化変容」。
内容紹介 歴史とは歴史家が過去についての見かたを語った物語にすぎず、過去をそのまま復元したものではないという批判がある。歴史学の原点・古代ギリシアの歴史家の見解を検討し、歴史を書くことの可能性をあきらかにする。
要旨 “歴史”とは、過去の出来事を徹底調査し客観的な“事実”を取り出して、これを記述したものだと、一般には受けとめられている。しかし、ポストモダニズムの台頭以来、歴史とは歴史家が過去についての見かたをそれぞれに語った物語にすぎないのであり、過去をそのまま復元したものではないという批判がある。本書は歴史学の原点である古代ギリシアの歴史家の見解を検討し、歴史を書くことの可能性についてあきらかにする。
目次 序章 いま何が問題なのか―ポストモダニズムと歴史学;第1章 歴史叙述の起源;第2章 ヘロドトス―事実とは情報である;第3章 トゥキュディデス―事実とは解釈である;第4章 ポリュビオス―事実の正確な理解を;第5章 「循環史観」という神話;第6章 ランケの歴史学とその後―事実とは史料である;終章 何が可能か
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-857-0   4-87698-857-9
書誌番号 1112087290

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 201.1 一般書 予約受取待 - 2049896479 iLisvirtual