小学館文庫 --
上坂冬子 /著   -- 小学館 -- 2012.12 -- 15cm -- 191p

資料詳細

タイトル 死ぬという大仕事
シリーズ名 小学館文庫
著者名等 上坂冬子 /著  
出版 小学館 2012.12
大きさ等 15cm 191p
分類 916
件名 卵巣癌
要旨 本書は2009年4月14日に死去した作家・上坂冬子氏の遺作である。末期がんと診断され、「緩和ケア」医療を選択することで残された日々を有意義に生きた記録。それは「いかに自分らしく死ぬか」を徹底して追求した時間でもあった。さらに、望む治療が受けられない「がん難民」が多発する医療制度に斬り込み、自らの闘病を詳細に明かしながら、病室で医師らにインタビューして原稿にまとめた。かつてない赤裸々な筆致で末期がん患者の本音と真実が語られた「最後の傑作」である。大反響を巻き起こした原書に、最新の医療事情を取材して追補した。
目次 追悼 最期の日まで作家として;第1章 がんは治すな、付き合うべし(終末期医療と緩和医療はどこが違うか;「高齢者は進行が遅い」は迷信;「悶絶死」でなければ本望です;おう住んでいた家も売り払ってしまった);第2章 医者と患者をつなぐ「命を懸けた信頼関係」(女性は枯れ木が朽ちるように、男性はバキッと折れるように;命をあずけたからには担当医の人生観に従います;「散る桜」に美しさを感じる日本人の死生観);第3章 自分らしく生きるために(「がん難民」を生む医療は許せない;死期は自分でわかりますか?;できることなら誰にも知られずに死にたい);第4章 すべての患者に全人的医療を(慈恵医大病院長が語る「医療制度の大きな課題」;受け継がれた「病人を診る」精神と、日本人が失ったもの)
ISBN(13)、ISBN 978-4-09-408784-0   4-09-408784-2
書誌番号 1112090964

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港南 公開 Map 文庫本 916/カ 一般書 利用可 - 2051843390 iLisvirtual
公開 Map 文庫本 916/カ 一般書 利用可 - 2050582631 iLisvirtual