裁判でよむ江戸時代 --
渡辺尚志 /著   -- 草思社 -- 2012.12 -- 20cm -- 230p

資料詳細

タイトル 武士に「もの言う」百姓たち
副書名 裁判でよむ江戸時代
著者名等 渡辺尚志 /著  
出版 草思社 2012.12
大きさ等 20cm 230p
分類 322.15
件名 法制史-日本-江戸時代 , 農民-日本-歴史-江戸時代 , 武士
注記 文献あり
著者紹介 1957年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。国文学研究資料館助手を経て、現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。著書に「百姓たちの幕末維新」「百姓たちの江戸時代」「東西豪農の明治維新」「百姓の力」「百姓の主張」など。
内容紹介 百姓の自己主張は凄かった。江戸時代の訴訟・裁判を概観しつつ、信濃国の松代藩真田家領内でおきた百姓の訴訟を取り上げ、騒動の始まりから判決までの全過程をつぶさに解説。百姓と武士の意外な関係を明らかにする。
要旨 江戸時代の百姓は、武士に支配されるだけの「もの言わぬ民」ではなく、家を守り、村をよくするためには果敢に訴訟をおこした。それを裁く武士も、原告・被告の百姓が納得する判決を下さなければ、支配者としての権威を保てなかった。本書では、江戸時代の訴訟・裁判を概観しつつ、信濃国の松代藩真田家領内でおきた百姓の訴訟を取り上げ、騒動の始まりから判決までの全過程をつぶさに解説。百姓と武士の意外な関係を明らかにする。
目次 第1部 江戸時代の「訴訟と裁判」とは(江戸時代の法と裁判;刑罰の実態;名奉行の条件;非合法の訴訟―越訴;目安箱と村々の「法」;領地をめぐる村々の争い);第2部 信濃国の松代藩真田家文書に残された百姓たちの騒動記―百姓たちが二派に分かれ激突。彼らは何を主張し、それを武士はどう裁いたか。(名主の選挙をめぐり、義兵衛派と弥惣八派が激突;武士による吟味と、弥惣八派の瓦解;明るみに出る、義兵衛派の村財政私物化;評定所での判決と、その後)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-1945-9   4-7942-1945-8
書誌番号 1112092185

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