芸術の条件 --
加藤幹郎 /著   -- 岩波書店 -- 2012.12 -- 19cm -- 187p

資料詳細

タイトル 列車映画史特別講義
副書名 芸術の条件
著者名等 加藤幹郎 /著  
出版 岩波書店 2012.12
大きさ等 19cm 187p
分類 778.2
件名 映画-歴史 , 鉄道
注記 文献あり
著者紹介 1957年長崎市生まれ。筑波大学比較文化学類卒。同大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得満期退学。映画批評家、映画学者。87年京都大学教養部助教授に着任後、ミシガン大学客員教授などを経て、2006年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
内容紹介 映画は列車と馬とともに始まった…。リュミエール兄弟の『ラ・シオタ駅への列車の到着』以来、草創期から列車の表象とともに発展してきた映画。その視座から映画史を革新する、魅惑の映画講座。
要旨 映画史創制(成)期(一九世紀末)から、映画は当時最大のモーション媒体たる列車の表象とともに発展してきた。本書では、二一世紀初頭の最高傑作オムニバス・トレイン・フィルム『明日へのチケット』と驚異の「非」列車映画『ヨーロッパ横断特急』の間をぬうように、蒸気機関車、馬車鉄道(路面電車の前身)、臨港列車、列車内殺人、列車内の読書などのモーションとエモーションとともに、幾多の芸術映画と娯楽映画の映画史的本質が解明される。驚きと喜びに満ちた一冊。
目次 『明日へのチケット』第一部のエルマン・オルミによる斬新性;フラッシュバックのバロック性;回想シーンと夢想シーンの循環的差異;反古典的ハリウッド映画編集;オムニバス・トレイン・フィルム;『明日へのチケット』第一部の冒頭ショットと最終ショットの照合;標準的オムニバス映画パターンからの逸脱;近代芸術とは何か;『明日へのチケット』第二部のアッバス・キアロスタミによる革新性はどこにあるのか;人工と自然のおどろくべきロング・テイク〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025661-2   4-00-025661-0
書誌番号 1112095829

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