ちくま学芸文庫 --
清水幾太郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2013.1 -- 15cm -- 230p

資料詳細

タイトル 愛国心
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 清水幾太郎 /著  
出版 筑摩書房 2013.1
大きさ等 15cm 230p
分類 154
件名 愛国心
要旨 日本人の忠義は本質的に孤忠(忠義の独占)であり、戦前・戦時中の愛国心は、天皇への愛情と奉仕から成り立っていた。本書はこの愛国心が、頬かむりしたまま戦後も利用されていることへの危惧から執筆された。まず国民国家の成立までを概観し、狭義の愛国心=エスノセントリズム(自民族中心思想)が個人の確立と民主主義によって合理化されていく過程が示される。フランス革命当時、愛国者とは国を愛する者という意味ではなく、自由主義的精神の持主を指す言葉だったのだ。そして寛容と愛情―結合しがたいこのふたつのものを結びつけていくところに、愛国心の積極的な意味を見出す。
目次 1 問題としての愛国心;2 愛国心とは何か;3 愛国心の歴史;4 愛国心と民主主義;5 愛国心の呪詛;6 新しい展望;『愛国心』前後;愛国心について
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09512-1   4-480-09512-8
書誌番号 1113012994

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
戸塚 公開 文庫本 154 一般書 貸出中 - 2049910170 iLisvirtual