世界遺産棚田村の文化実践と生活戦略 -- 地域研究叢書 --
清水展 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2013.1 -- 23cm -- 468p

資料詳細

タイトル 草の根グローバリゼーション
副書名 世界遺産棚田村の文化実践と生活戦略
シリーズ名 地域研究叢書
著者名等 清水展 /著  
出版 京都大学学術出版会 2013.1
大きさ等 23cm 468p
分類 382.2481
件名 イフガオ族 , グローバリゼーション , 造林
著者紹介 東京大学教養学部卒、東京大学大学院社会科学研究科博士課程退学。東京大学助手、九州大学助教授、九州大学教授を経て、現在、京都大学東南アジア研究所教授。2010年より京都大学東南アジア研究所所長。専攻:文化人類学、東南アジア地域研究。
内容 文献あり 索引あり
内容紹介 ルソンの山奥、イフガオ族の1000人ばかりの村から、今数百人が世界に旅立っている。市場経済をしたたかに飼い慣らす先住民の生活の細部までを描く、参与型の民族誌。地域で生きる新しいパラダイムを提示。
要旨 市場主義をしたたかに飼い慣らす先住民の姿を“参与する人類学”の新しい方法で描く元気の出る民族誌。
目次 北ルソンの山奥でグローバル化を見る・考える―応答する人類学の試み;第1部 地域と世界を結びなおす企て(過去を未来へ反転させる意味付与の実践―村の植林運動家ロペス・ナウヤックの「グローバル」な眼差し;「地球一周の旅」のあとで―映画監督キッドラット・タヒミックの自己解体・再構築;表象のポリティクス―文化を資源化する企て);第2部 グローバリゼーションと対峙した五〇〇年(イフガオの生活世界―人類学者と共産ゲリラを惹きつける魅力;辺境でグローバル・パワーと対峙する―スペイン、アメリカ、日本の侵入とイフガオの抵抗・逃散);第3部 グローバリゼーションを飼い慣らす(森の恵みに生きる人々―棚田と木彫り工芸;山奥からの海外出稼ぎと伝統の復活―翼を持つこと、根を張ること);第4部 草の根のグローバリゼーション(「山奥どうし」の国際協力―巻き込まれから参与する人類学へ;草の根の実践と希望―グローバル時代の地域ネットワークの再編)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-249-3   4-87698-249-X
書誌番号 1113013071
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113013071

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