文学が背負った課題 -- 筑摩選書 --
石原千秋 /著   -- 筑摩書房 -- 2013.1 -- 19cm -- 269p

資料詳細

タイトル 近代という教養
副書名 文学が背負った課題
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 石原千秋 /著  
出版 筑摩書房 2013.1
大きさ等 19cm 269p
分類 910.26
件名 日本文学‐歴史‐明治時代
著者紹介 1955年東京都生まれ。成城大学大学院文学研究科博士課程後期中退。東横学園女子短期大学助教授、成城大学教授を経て、現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。著書「漱石と三人の読者」等。
内容紹介 日本の文学にとって近代とは何だったのか。文学が背負わされた重い課題を捉えなおし、現在にも生きる「教養」の源泉を、時代との格闘の跡にたどる。文学史と観察者、表情を読む感性など、8章で構成。
要旨 「近代」とはいったい何だったのか?ラディカルに近代化を果たさねばならなかった日本では、その文化的側面の多くを「文学」が背負うことになった。役割を担わされた文学は「新しさ」を表出するために進出し続けた。その進化論的パラダイムにとりつかれた時代との格闘が「教養」の源泉となり、現在まで私たちの底流で生き続けている。テクスト分析を駆使し、日本近・現代の文化的慣習の形成過程をくっきりとあぶり出す斬新な論考。
目次 第1章 文学史と観察者;第2章 進化論の時代;第3章 なぜ主人公が必要なのか;第4章 物語と主人公の力学;第5章 固有名という装置;第6章 写真が与えた衝撃;第7章 表情を読む感性;第8章 苦悩を書く文体の誕生
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01565-5   4-480-01565-5
書誌番号 1113013626
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113013626

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