中国・日本・台湾を中心として --
黄俊傑 /著, 藤井倫明 /訳, 水口幹記 /訳   -- 岩波書店 -- 2013.1 -- 20cm -- 219p

資料詳細

タイトル 東アジア思想交流史
副書名 中国・日本・台湾を中心として
著者名等 黄俊傑 /著, 藤井倫明 /訳, 水口幹記 /訳  
出版 岩波書店 2013.1
大きさ等 20cm 219p
分類 124.1
件名 儒学-歴史
著者紹介 【黄】台湾大学特聘教授、台湾大学人文社会高等研究院院長、兼「東アジア儒学」研究プロジェクトプロジェクトマネージャー、中央研究院中国文哲研究所合聘研究員。中国人民大学講座教授等を務める。専門は東アジア儒学等。中華民国教育部第55回学術賞等受賞。
内容 内容: 理論編 地域史としての東アジア交流史. 東アジア文化交流史における「脱脈絡化」と「再脈絡化」. 中日交流編 一八世紀東アジア儒学者の思想世界. 中日文化交流史に見られる「自我」と「他者」. 中国儒家知識人の日本観. 中国儒家経典に見られる「中国」概念の意義と変容. 台日交流編 一九世紀末期の日本人の台湾論. 二つの視野.
内容紹介 東アジアという地域はいかに創られてきたのか。儒学経典が、各地の様々に異なる言語・政治・文化の「脈絡」に接触し溶変していくありように着目。東アジア各地の政治的・文化的アイデンティティーを明らかにする。
要旨 東アジアとは何か?思想の相互依存関係から考える、文化的アイデンティティーの“異”と“同”。中国の儒学経典は、朝鮮儒学、江戸儒学、あるいは台湾の儒学にどのような作用・反作用を及ぼしたか。各国儒学者および知識人の内在論理に分け入り、東アジア各地の政治的・文化的アイデンティティーを明らかにする。
目次 第1部 理論編(地域史としての東アジア交流史―問題意識と研究テーマ;東アジア文化交流史における「脱脈絡化」と「再脈絡化」―その現象と研究方法論上の問題);第2部 中日交流編(一八世紀東アジア儒学者の思想世界;中日文化交流史に見られる「自我」と「他者」―相互作用の四種の類型とその含意;中国儒家知識人の日本観―朱舜水と徐復觀とを比較して;中国儒家経典に見られる「中国」概念の意義と変容―近世日本及び現代台湾において);第3部 台日交流編(一九世紀末期の日本人の台湾論―上野専一、福沢諭吉と内藤湖南を中心に;二つの視野―戦後初期中国人の「光復返還経験」と日本政府の「終戦経験」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024518-0   4-00-024518-X
書誌番号 1113017576

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